セブ旅行記 2018年06/01-06/04 |
6/1(金)、この日から4日間の予定でフィリピンのセブ島に行ってきました。 4日間の予定ですが、関空-セブの直行便の時間に合わせたら実質は活動できるのは2日間でした。 付け加えると今回は夫婦旅ではなく、自由な竹バイク一人旅です。 男が一人でフィリピンに行くと言うと、周りの反応は絶対にこうです。 女を買いに行くんやろ? 竹バイクはいつも口では「はい、その通りです」と答えていますが、女性を金で買う勇気は持ち合わせていません。 セブ行のフライトは15:25発と時間的に余裕があったので、とりあえず妻と北新地でランチをしました。 数日間ですが日本食が食べられないということで和食店の和平さんでランチを頂きました。 この飯なら最期の晩餐でもいいかな。(笑) 昼なので晩餐にはならないですけどね...。 こうしてお腹を満たし、妻とお別れして梅田から12時半発の関空行のバスに乗り込みました。 1時間ほどで関空に到着し、チェックインを済ませてフィリピン航空PR409に乗り込みました。 飛行機は定刻通りより30分ほど早く飛び立ち、沖縄付近に停滞する梅雨前線を乗り越えて18:35にセブマクタン空港に到着しました。 何も聞かれることなく入国審査と税関を通過し、とりあえず諭吉を両替したら4560ペソになりました。 空港なのでレートは悪いですが、1ペソ2円と考えてください。(単純に2倍すれば日本円) 空港を出てタクシー乗り場に移動したのですが、道中、誰一人私に声をかけてきません。 普通、移動手段がタクシーに限定されている国は怪しげなおっさんが声をかけてくるものですが...。 もしかして私の顔がフィリピンの現地人に見える? そんなことを思いながらタクシー乗り場に移動。 黄色のタクシーよりも白いタクシーの方が安いと聞いていたので白に乗車。 この日のホテルであるThe Maxwell Hotelを告げたのですが、残念ながら運転手は分かりませんでした。 地図とかタクシーを誘導してくれる兄ちゃんのヘルプもあって何とか目的地が伝わったようです。 もしこのホテルを利用する人がいれば、Escariano Mallと言った方が良いです。 タクシーが出発したのは良いのですが、トラブル発生。 帰宅ラッシュに巻き込まれて大渋滞。 空港のマクタン島からセブ島に渡る橋やセブの中心部に向かう道など至る所で渋滞が発生していました。 結局、高々空港から十数km離れた場所に行くのに90分かかりました。 かかったタクシー料金は370ペソと日本の初乗り+αですが、このうち1min2ペソなので移動時間だけで180ペソかかってます。 いきなりセブ島の洗礼を受けたわけですが、何とかホテルに到着してチェックイン。 デポジットが1500ペソかかると言われたので、カードは使えますかと聞いたら「Only Cash」と言われてしまいました。 ホテルのデポジットでカードが使えないのは初めてですね。 これもセブの洗礼として受け入れます。 ホテルの設備としてはWifiが非常に遅いという不満はありますが、お湯が出るだけで満足です。 色々ありましたが、無事にセブに到着したので、この日は早く寝て翌日から観光を楽しみたいと思います。 ...と言いたかったのですが寝ようとしたときにハプニング発生。 冷蔵庫と扇風機を足したような冷房からコツンコツンと音がして寝れません。 最初は羽根がどこかの部品に当たって音を出しているのかと想像したのですが違いました。 我慢して耳栓をして寝ようとしたのですが、2~3秒に1回鳴る低音は耳栓を貫いてきて寝れません。 深夜1時に目覚めて冷房を分解してみたものの原因が分からず。 よく考えてみると完全な周期で音がしているわけではないので別の原因を考えました。 これ、なんか水滴の落ちる音じゃね?? 窓の外を見ると、上の階の室外機から水滴が落ちて私の部屋の室外機に当たってました。 ここからはエンジニアとしての腕の見せ所です。 水滴が直接室外機に当たらなければ良いということで、大量のトイレットペーパーを室外機の上に置いてやりました。 それって素人でも思いつく対策だよね。(笑) 何はともあれ、こうしてやっと眠りにつくことが出来たのでした。 |
セブ旅行記 2018年06/01-06/04 |
6/2(土)、朝5時にセットした目覚まし時計が私を呼び起こしました。 計画ではこの日はセブから船で2時間のボホール島へ日帰り旅に行くことになっていました。 ただ周辺の天気予報は雷雨だったので、朝5時の段階で判断しようと思ったんです。 ホテルの窓から外を見ると雨は降っていませんが、空全体は雲に覆われていました。 そこから30分間、ベッドに寝転びながらどうするか思案しました。 この日諦めても翌日が晴れ予報というわけではないし...。 こうして5:45になって竹バイクは計画通りボホール島に行くことを決意しました。 決定が遅いという大成しない人間の典型例です。 6時15分頃、ホテルからタクシーを呼んで、セブのPier1に向かいました。 タクシーの中で運転手にボホールは良いところだから楽しんできてと言われました。 私は楽しみたいけど、今日は天気が雨っぽいので不安だと言いました。 運転手は曇り空を見上げただけで、大丈夫とは言ってくれませんでした。(笑) こうしてPier1のチケット売り場に到着。 朝早いのに、Ocean Jetのチケット売り場には大量の人が並んでいてチケットを買うのに20分くらいかかりました。 並んでいるうちに7時のチケットは売り切れて8時発の便のチケットを購入。 日帰りなので復路の17時発のチケットも購入して往復で1000ペソでした。 Pier1の中に入ってチェックイン等を済ませたら時間が余ったので朝食をとることにしました。 ターミナルの2階にあるTyke's Cafeでチーズ&ハムのサンドウィッチを頂きました。 料理が出てくるのが遅かったので食べているうちに搭乗が開始のアナウンスが流れました。 急いで搭乗ゲートに行き、外に出てみると空から大粒の雨が降り出していました。 今日のボホールに行くのは失敗だったかなと思いながら、フェリーは定刻通り出発。 ほぼ満員状態の船内で2時間過ごして、10時過ぎにボホール島のタグビラランに到着。 フェリーを降りて少し歩くと1DayTripのパネルを持った女の子が声をかけてきたので値段交渉開始です。 セダンタイプで1日2500ペソでどうかと聞かれたので、2000ペソなら良いよと言ったらあっさり交渉が成立しました。 2000ペソは運転手と燃料代込みですが、施設入場料は自分で払うということを約束しました。 こうしてセダンに乗り込むと感じの良さそうな39歳の兄ちゃんで楽しく話しながら旅を開始です。 まず両替えがしたいと言ったら高校時代の友達が働いている電気屋に案内されて$100を5200ペソに両替え。 話していると日本にも何回も来たことがあるというので理由を聞いたら海運会社で大型船を運転していたのだとか。 フィリピンでは仕事が直ぐに無くなるので、今はタクシードライバーとして生計を立てているのだそうです。 タグビララン市街からしばらく走って、写真撮影スポットの血盟記念碑やバラクヨン教会で軽く写真を撮りました。 これらの撮影スポットの詳細は知らないので、観光ガイドやネットを調べてくださいね。 さらに車を走らせているとフロントガラスに激しく雨粒が当たるようになりました。 やっぱり今日来たのは失敗だっとかなと内心思いながらドライブは続きます。 最初のイベントはフローティングレストラン。 川をクルーズしながらビュッフェ形式の料理を食べるというイベントです。 ロボック川のクルーズが有名ですが、今回訪れたのはRio Verdeというところでした。 乗客はほとんど韓国人と中国人のツアー客でした。 550ペソくらい取られましたが、料理は色々あってなかなか美味かったです。 クルーズが始まると流しっぽいおじさんが歌い始めます。 ただおじさんの勢いが増すとともに雨の勢いも増していきました。折り返し地点には謎の施設がありましたが、金の臭いしかしなかったので私は下船しませんでした。 こうして雨の中のクルーズは終了。 船を降りて車に戻り、次の目的地であるターシャの保護施設に向かいました。 ターシャというのは手のひらサイズのネズミのような猿で非常にかわいい生き物です。 ただこの施設に到着して出迎えてくれたターシャはこれです。 こんな生き物にエンカウントしたら終わりです。 60ペソ支払って中に入るとコースが設定されており、ターシャがいるところには人が群がっているので探す必要無しです。 寝ているものからゆっくり動いているものまで色々いましたが、どれもかわいかったですよ。 メインイベントのひとつであるターシャを満喫し車に戻り、もうひとつのメインイベントであるチョコレートヒルズに向かいました。 水牛が田畑を耕す長閑な風景を横目に走っていると段々とフロントガラスに雨が当たらなくなってきました。 そのまま雨が止んだ状態でチョコレートヒルズに到着。 50ペソ払って展望台に行くと目の前にはこんな光景が広がっていました。 これが私が期待していた景色です。 朝からこれだけ悪条件が揃っていたので曇りでもラッキーとしか言いようがないです。 こうして全ての観光を終了し、帰り道もドライバーと楽しくおしゃべりして帰りました。 セブのマンゴーストリートでの女の子の買い方について。 奥さんを日本に置いてセブに来たと言ったら当然こういう話になりますよね。 こうして15時半頃にタグビララン港に到着して、2000ペソを払ってチャーターした車とお別れ。 帰りの便は17時発の予定でしたが、時間変更が可能ということでOcean Jetの窓口で16時発に変更しました。 あまりボホール島の旅行体験記などにも書いてませんが、空いていれば時間の変更が可能です。 当然知っているかのように言ってますが、これも車の中での兄ちゃんに教えてもらったことです。 16時発の便を選んで搭乗口で待っていると、何故か16:20発が先に搭乗開始。 同じ会社の後便に抜かれるとは思いもしませんでしたが、遅れること15分で乗船。 乗船してこの船が遅れた理由が分かりました。 セブまでの2時間の間にエンジンが2回止まりました。 何とか船は沈没することなく、予定より30分遅れの18時半頃にセブのPier1に到着。 既に日は沈み真っ暗になっていたのでタクシー探しに苦労するかと思ったのですが杞憂でした。 Ocean Jetのチケット売り場の反対側にタクシー乗り場があり、ちゃんとメーターを使ってくれます。 タクシーの運ちゃんと話しながら無事にホテルに帰還。 ただ腹ペコだったので、ホテルに入る前に歩いてすぐのところにあるJollibeeに行ってみました。 Jolilbeeはフィリピン全土だけでなく、海外にも展開されているフィリピン発のファーストフード店です。 メニューを見てYUMBERGERなるものとパイナップルジュース、ポテトのセットを注文。 このセットで150ペソくらいなのでお手頃です。 パテやベーコンの他にキノコが挟んであるのが特徴で、少しピザっぽくて私は結構好きです。 こうしてお腹を満たしてからホテルに戻ったら、ちゃんと部屋はクリーンナップされていました。 部屋でゆっくりしながら、このホテルの憎き空調の有効活用方法を考えつきました。 (1)ベッドと空調の間に背もたれのある椅子を置きます。 (2)椅子の上にドリンクを置き、空調に立てかけます。 (結果)ドリンクが冷えるだけでなく、空調の風が直接当たらないので快適。 素晴らしいアイデアを思いついて、明日に備えて眠りについたのでした。 |
セブ旅行記 2018年06/01-06/04 |
この日はゆっくり9時前に起床しました。 いつも海外では早起きで計画を詰め込み過ぎて、日本帰国後に疲れが出てしまうことへの反省です。 まずは腹ペコなのでホテルを出て朝ごはんです。 ホテルの周りにはチェーンの飲食店などが結構あるので朝ごはんを食べるには困りません。 色々ある中からCafe Sarreeという店をチョイスして、Chorizo de CebuとIced Cholateを注文。 甘めに味付けしたセブのローカルチョリソーとガーリックライスがマジで美味かったです。 日本では決して頼まないチョコレートラテも想像以上にいけました。 朝ごはんをゆっくり食べて3~4kmほど離れたセブのダウンタウンに向かいました。 ただ街を知るには徒歩が一番という信条のもとタクシーは使いませんでした。 これまではタクシー移動がほとんどでセブのきれいな部分しか見てきませんでしたが歩いてみると本当の姿が分かってきました。 ホームレスや物乞いの数は他の都市と変わりませんが、やたらと子供が多いんです。 フィリピンはカトリックの国なので中絶を禁止していることが原因のひとつかもしれません。 片手を出して何かつぶやきながら近づいてくる小さな子供から私は逃げるしかなかったのが現実です。 コロンストリートの近づくと街並みがどんどんカオスになってきて露店も増えだしました。 某サイトでは夜にこの辺り周辺を一人で歩いたら100%ヤバい目に合うとのことです。 昼はそれほど危険には見えませんでしたが、確かに何が起こっても不思議ではない雰囲気でした。 そこからしばらく歩くと、セントニーニョ教会が見えてきて、前の道が歩行者天国として解放されていました。 中では何やら盛大なイベントが行われており、信者の皆さんは一斉に起立して真剣に何かを聞いておられました。 教会の内部も人でいっぱいで私も神聖な気持ちで椅子に座ってお祈りしました。 神様、僕は嘘をつきました...休憩したかっただけです。 教会の隣にはマゼランクロスと呼ばれるマゼランが建てたと言われる十字架があります。 いや、これ絶対に後付けやろ。 そういえばマゼランって世界一周の最中にこのあたりでラプラプに殺されたんですよね。 セブは地理で習ったことを復習できる素晴らしい場所でもあるんです。 このエリアにはカルボンマーケットという庶民の台所もあります。 一般の観光客の姿はほとんどないエリアですが、こういうところが私は好きなんです。 何も目ぼしいものはありませんでしたが、庶民の生活を垣間見ることが出来ただけ十分です。 この後、このエリアの最後の観光地であるサンペドロ要塞を訪れました。 大砲が沢山並んだ三角形の石造り建造物ですが、これがどういう存在かは分かりませんでした。 入場料を取るのに見所が分からない施設なので訪れる人もポツポツしかいませんでした。 それを利用して地元の若者たちがベンチに座ってイチャイチャするスポットと化してました。 公衆の面前で接吻などお隣のマレーシアやインドネシアなら鞭打ちの刑だぞ。 これで私がしたかったもうひとつのイベントであるセブのダウンタウン観光は終了。 サンペドロ要塞の横には前日に訪れたPier1があるので、そこからタクシーに乗り込んでダウンタウンを出ました。 タクシーで向かったのは5kmほど離れたアヤラセンターセブというショッピングモールです。 立派なショッピングモールでカルボンマーケットにいる人たちとは住む世界が違います。 お昼を過ぎていたので、ここの中にあるBriqueというイタリアンレストランで昼食にしました。 海老とチョリソーのトマトクリームスパゲッティと一緒にフィリピンのビール「San Miguel Premium」を注文。 ビールにも氷を入れるのがフィリピンクオリティーのようです。 高級モールのレストランでビールを飲んで1食800円くらいというこの国の食の安さには感動です。 食後にモールをぶらぶら散策していたのですが、やっぱり作られた施設は面白みに欠けます。 1階にあるスーパーでお土産のドライマンゴーとバナナチップスを購入して一旦ホテルに戻りました。 15時過ぎにホテルに戻ってベタベタになった体をシャワーで洗い落として休憩。 ちょっとだけ昼寝のつもりだったのですが、爆睡してしまい、気付いたら18時半になってました。 もう寝てたい気分でしたが、フィリピン料理を食っていないので近場で食べられる場所を探しました。 するとホテルの近くにZUBUCHONなるフィリピン料理の店があったので行ってみることにしました。 店に入ってSan Miguel lightと一緒にシシグと焼きそばみたいな麺料理を注文してみました。 シシグというのは豚肉を細かく切ってニンニクなどと一緒に炒めた料理です。 麺は春雨と焼きそばが半々入っている不思議な食べ物でした。 余談ですが、フィリピンのレストランやカフェで注文したら、サーブまでに何分くらいかかるか常に言ってくれます。 こういうシステムを日本にも取り入れたら良いのにと思うと「いらち」の竹バイクは思うのです。 たっぷり食べてフィリピンでやり残したことはマンゴーストリートの調査のみです。 マンゴーストリートはセブの繁華街で売春婦やストリートチルドレンが沢山いるのだとか。 これはどんなところか見てみないといけないと思って、15分ほど歩いてマンゴーストリートに到着。 ...至って平和な普通の道でした。 期待外れだと思って歩ていたら、道の向こう側からフィリピーナが「アンニョハセヨ」と言って声をかけてきました。 これが噂に聞いていた売春婦ってやつかと思いましたが、怖くなって無視しました。 ちょっと見てみたいと思うだけで実際に何かをする度胸は竹バイクにはありません。 日本の飲み代で女性が買えるらしいので好きな人は結構いるみたいです。 こうしてセブですることは全て終えてホテルに戻って帰国の準備を整えて眠りにつきました。 室外機の騒音問題への対策も改良が加えられてもう何も音がしないので快眠。 ...と思っていたら、想定外の出来事が起こったんです。 朝4時から1Fの豚の丸焼き料理店に来たトラックから大音量の音楽が垂れ流し...。 The Maxwell Hotelは立地は良いですが、ゆっくり寝れないことだけが問題ということですね。(笑) トラックが去ってからしばらく眠って、6時前に起床しチェックアウトしてタクシーで空港に向かいました。 こうして何事もなく9:15発のフィリピン航空PR410に乗り込み、14時頃に関空に到着し、今回のセブ旅行を終えたのでした。 |
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