日記(最新)
妻に勧められて次のような本を読みました。 すぐれたリーダーほど自分にやさしい 若杉忠弘著 タイトルだけ見ると何について書いているのか分からないですが、副題にあるセルフコンパッションの技術について書かれています。 そもそもセルフコンパッションとはなんぞやという話から私はスタートしました。 本書にはセルフコンパッションの定義がいくつか書かれています。 ①セルフコンパッションとは、ひと言で言えば、「自分に優しくすること」。 ②セルフコンパッションとは、大切な友人に接するように、自分自身にも接すること。 ③セルフコンパッションとは、心の受け身であり、正しい傷つき方のこと。 ④セルフコンパッション=自分のニーズに気づき、ニーズを満たす行動をとる。 コンパッションが思いやりという意味なので確かにそのままの意味を考えると自分に優しくするということですね。(定義①) しかしながら、ただ甘えろという話をしているのではなく、物事の受け止め方とそれを行動に繋げる技術というのが私の理解です。 どうしてもマイナスなことがあると自分を責めがちですが、傷口に塩を塗っても状況は好転しないので、困っている友人に声をかけるように自分に接するのが必要と説いています。(定義②) 定義に近い部分では「セルフコンパッションの特徴は、マインドフルネス、共通の人間性、自分へのやさしさの3つです」との記述がありました。 マインドフルネスで今あるありのままの自分に気付く。 そして自分だけがそういう状況あるわけではなく、皆そういうことはありえると思うのが共通の人間性を感じる。 最後に自分を追い込むのではなく、自分自身に対してやさしい言葉をかけてあげる。 この一連の流れが心の受け身、正しい傷つき方ということです。(定義③) 読み始めは自分に優しくするなんて意味があるのかと疑問を持ちました。 全て読んでから私が理解したのは、やさしい言葉をかけるのは目的ではなく次の行動に繋げる手段だということです。 定義④は自分を客観視して本当のニーズは何なのかを感じ取り、次の行動を取れるよう自分に声掛けを行うというイメージで理解しています。 またこの技術は自分だけでなく相手との関係の中でも使えるので、相手のニーズを感じ取るという点でもセルフコンパッションは有用であるということです。 私は思い通りにいかないと、無関係なことも含めて自分はダメだと責め立てて落ち込む負のループに入りがちです。 そういう思考パターンに陥る自分を認識した上で、今ある自分を客観的に捉える訓練(マインドフルネスの部分)が私には必要だと感じています。 相手のニーズに気付くという点においては、子供が無理を訴えてくる状況に対して直ぐに拒否するのではなく、本当のニーズが何か一呼吸おいて考えて伝えることが出来るようになれればと考えます。 育児で精神的に追い込まれなければ、本書は読んでもスルーしていたでしょうね。 でも今の自分には響いており、良いタイミングで良い本に巡り合わせてくれた妻に感謝です。 まずは「大丈夫、これはチャンスだ」と自分にやさしい言葉をかけてみようかな。 |
ここ数日、阪神間でも雪が舞う日が続いています。 それでも長時間降り続くことはないので伊丹は全く積もる様子はないです。 最後に1cm以上積もったのが11年前なので次に積もるのはいつになることか。 雪は積もらなくても気温は氷点下になるので子供のために先週くらいからベランダで氷作りにチャレンジをしています。 ただこれが全然凍らないんです...。 伊丹の最寄りのアメダス観測地点は伊丹空港(大阪府豊中市)。 毎日気温をチェックして確実に氷点下になっているもののベランダに出したH2Oは分子運動をやめていないのです。 伊丹空港よりも我が家は市街地なので少しは暖かいかもしれませんがそんな大差ないはず。 最初は洗面器を使って失敗して、熱伝導が悪いのが原因と疑って金属のフライパンに変更。 しかしフライパンでも失敗するので水の量が多いのではないかと思い、水は最小限の量にしましたがそれでも失敗。 エアコンの室外機の上に置いていたので室内から出来るだけ離した場所に移動させてみたものの、結果は同じ。 フライパンと一緒にアルミのボールも設置して色々工夫したのですが昨日まで失敗続き。 それでも諦めずにトライしていたらようやく今日になって凍りました。 アルミのボールだけじゃなく、フライパンの方も凍っていたので金属の材質の問題ではなかったようです。 今朝は-2度を下回った時間が長時間続いたので、これまでは単純に冷え方が足らなかったという可能性が高いです。 実家がある名張や以前住んでいた三田に比べれば伊丹の寒さなんてかわいいものですからね。 それでも1年に1回くらいは積雪を見てワクワクしたいと思うアラフォーのおっさんでした。 |
本日、38歳最後の日にサイトを移転しました。 今まで利用してきた無料サーバーのスターサーバーフリーが3月末で終了するためです。 移転は面倒ですが、良い機会なので独自ドメインを取得してみました。 このサイトを24年以上やっていますが、お金を使うのは実は初めてです。 流石、守銭奴の鑑(かがみ)ですね。 取得したドメインは【takebike20.com】です。 今日からはこのサイトの正式アドレスは【https://takebike20.com/】ですのでよろしくお願いします。 無料独自SSLが使えるので、http→httpsにも出来てブラウザのアドレスバーの横に「セキュリティ保護なし」と書かれることもなくなりました。 この移転ではDNSサーバーと.htaccessの使い方が勉強になりました。 DNSサーバーはドメイン名とIPアドレスを紐付けるものです。 独自ドメインを取得してもDNSサーバーを正しく設定しないとアクセス出来ないわけです。 大学時代に情報系の授業に潜り来んで聞いたことはありましたが、実際に設定するのは初めてでした。 .htaccessはウェブサーバーの動作を制御するファイルです。 使ったのは以下の2通りです。 ①httpでサイトにアクセスしてもhttpsにして表示 何もしないとhttpでも表示は出来てしまうので以下のコードを新サイトの.htaccesに追記してhttpsに統一しました。
RewriteEngine On ②旧サイトのアドレスを訪れた場合に新サイトのアドレスで表示 旧サイトが残っていると面倒なので旧サイトの.htaccessに以下を追記して新しいサイトに自動で飛ばすようにしています。
RewriteEngine on 今後、Google検索にいつどのように反映されるか楽しみです。 |
年が明けて10日以上が経過していますが、私は実家にいます。 長い正月休みだなと思われるかもしれませんが違います。 実は昨年末の日記で書いた精神の不調が改善せず対策として本日から妻と子供と離れて実家に帰省しています。 一昨日、人生で初めて精神科を受診しました。 ここ1,2ヶ月家族に強く当たってしまう状態を説明しました。 まず私の中にある「べき思考」が強く影響しているということでした。 「べき思考」に至る背景として心理学的には「強迫」があるようです。 私の頭の中で「~しているとor~しないとひどい目にあう」という思考が行動させているということです。 例えば、子供が牛乳入りのコップを持ってどこかに行く素振りを見せるとします。 私の中では、こぼして後始末をさせられると「こぼす」という事象が発生する前から強く思ってしまうのです。 そうすると心の中では牛乳がもうこぼれているので、牛乳は机に座って飲みなさいと強く言うという行動に出ます。 実際に牛乳をこぼしたらやっぱりこぼしたとさらに強化されて、べき思考が強くなります。 子供がすることは面倒なことが多いですから、全て気になってイライラしてくるわけです。 悪化すると視界に入る子供の存在も私の不幸の原因と認識するようになり心理的に落ち着かない状態に至ります。 常に気持ちが落ち着かないので不機嫌になり激昂するという流れです。 この問題への対処は難しいと精神科の先生も仰っていました。 ただ専門家から症状の原因説明が受けられたので、ちょっとすっきりして今後自分なりに対策を講じようと思っています。 考えているのは、イライラしたらそれは「強迫」という心理的状態に陥っているよと自分に伝えてあげること。 自分で自分を俯瞰して見るメタ認知というやつです。 怒ってはいけないと自分を無理やり抑え込むのではなく、怒っている自分を受け入れてみようと思います。 職場の上司にも年明け早々に自分の状態を伝えており、来週は仕事も全てお休みです。 一旦、家族からも仕事からも離れて、精神の休息とともに自分を見つめなおす時間を持ちます。 2025年一発目の日記から話題が暗いですが、人生で書き留めておくべき重要な事柄と認識しています。 |
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