割烹むつごろう |
JR北新地駅を新地方面に出て直ぐ永楽ビル2Fにある「割烹むつごろう」で平日の北新地ランチを楽しみました 11時半開店ということで、開店直後に訪れると私が最初の客で問題なく入れました 飛び石連休の間の平日ということもあり、オフィス街の人足が少なかったからかもしれません カウンター席、テーブル、座敷があるお店で、狭苦しさは無いのでゆっくりご飯を頂ける雰囲気です ランチメニューは茶そばなどいくつかあり悩みましたが、刺身も揚げ物も食べられるということで日替定食2200円を注文 竹バイクの北新地ランチと言えば1500円までが相場ですが、今回はちょっと奮発しました(笑) 店名がむつごろうというだけあって、箸置きは良い感じのむつごろうでした 板場で料理人3名がテキパキ動くのを見ながら待つこと10分弱で日替定食が運ばれてきました この定食にはメインのお造りと揚げ物の他に小鉢2つ、味噌汁、ご飯、フルーツが付いています まずは鮪とカンパチのお造りから頂きました 鮪の表面は肌理が細かく、色は赤とピンクの間で見た目からして美味しそうです 食べてみると上品な脂がのったトロの部分で、適度な脂感がランチにはちょうど良いです カンパチは写真では分かりづらいですが、分厚いのに身が透き通っていて白い宝石のようでした 口に運ぶと、コリコリした食感でカンパチが持っている自然な甘味がしっかり感じられました 次に揚げ物のブロッコリーの天ぷらとかき揚げを頂きました 細かい塩と生姜の風味が良い天つゆが添えられているので、何が合うか色々試しながら頂きました 揚げ物は揚げたてを提供してくれるので、熱々パリパリであることは言わずもがなです かき揚げは細かく切った海老、タコ、野菜、大葉などの具材が自分たち食材が主役であると主張してきます 衣はあくまで脇役ですが、これらの食材をうまく繋ぎ合わせるために存在しているという感じです 材料の素の力を引き立ててかき揚げが別の料理のように感じられるくらいレベルが高いです 続いて小鉢2種類はポテトサラダ、鶏肉と根菜の煮物でした それぞれきれいな器に盛られており、料理は目でも味わうものでもあると教えてくれているようでした 最後に味噌汁を頂いたのですが、丁寧な仕事がここからも分かりました 味噌汁は塩味はそれほど強くなく、後から出汁の良い香りがほわっと上がってきます 外国人が飲んだら味が無いとか言いそうですが、日本人ならその奥深さが分かるはずです 久しぶりに北新地の割烹でランチを頂き、料理の奥深さを再認識し、満足して店を後にしました
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