皿鉢料理

 ゑにちうどん 
(兵庫県丹波市 2025年09月23日)

丹波市山南町の集落内にあるセルフのさぬきうどん店「ゑにちうどん」に家族で行きました

下滝駅と谷川駅の中間あたり、県道沿いに幟が出ていなければ絶対に気付かない場所です

ゑにちうどん外観

外観は普通の民家のようで、11時半過ぎに訪れると店の外でうどんを食べているお客さんの姿がありました

店に入ると、いっぱいなので少し待ってくださいと言われて、入口横のベンチで待機

その後も続々とお客さんがやってきたので、私だけじゃなくてこういうスタイルの店をみんな求めているんですね

10分くらいして席が空き、店の中に案内されました

セルフの店なので、まずはお盆と皿を取って、トングで好きな天ぷらを取ります

その後、レジでうどんを注文するスタイルです

うちの家族は夫婦と就学前の子供2人なので「シェアでも良いですよ」と店の人が言ってくれました

色んなうどんが食べたかったので、私の独断でかけ(中)750円、ひやかけ(中)800円、ぶっかけ(中)850円の3種類を注文

中は2玉でボリュームはそこそこあります

天ぷらも色々取ったので全部で3600円くらいしました

讃岐スタイルの店ですが、お値段は兵庫スタイルです(笑)

かけうどんは店内で自分で出汁をかけ、ひやかけとぶっかけは汁をかけたものを渡してくれます

青ネギと天かすをトッピングしてから店の外に持っていき、テーブル席で頂きました

まずは冷たい汁がかかったかけうどんであるひやかけから

ひやかけ

本場讃岐と同じレベルの素晴らしいうどんのコシで、剛麺系のゴワゴワした感じはなく食べやすいです

汁をレンゲで掬って飲むと、いりこの風味がガツンとやってきてこれも讃岐の味です

続いて、黒い器に入ったぶっかけうどんを頂きました

ぶっかけうどん

こちらも冷たいうどんなのでひやかけと同様に強いコシがあります

ひやかけと違うのは黒っぽいつゆがかかっている点で、少し甘味が強いように思いました

レモンを添えてくれているので、少し絞るとさっぱり頂くことが出来ます

最後に一番シンプルなかけうどん

かけうどん

見た目ではひやかけと区別がつかないですね(笑)

よーく見ると、うどんの膨らみ具合とか汁の表面に油分の見え方とかが違うんですけどね

それはともかく温かいうどんに熱い出汁がかかっており、うどんを口に入れるだけでいりこの香りが鼻の中に抜けていきます

コシは冷たいものに比べると弱めですが、しっかり噛み応えはあって美味しいです

かけとひやかけを同じタイミングで食べたことが無かったので差が明確に分かって興味深かったです

最後に天ぷら類の紹介です

天ぷら類

今回は鶏むね、たまご、れんこん、かぼちゃ、ちくわ、いのししコロッケを取りました

鶏むねは下味がしっかり付いており、子供に大人気でした

それよりも注目はやっぱり丹波ならではのいのししコロッケです

肉は大きめの粗びきミンチが入っており、言われてみればちょっとだけ野生感を感じました

うどんも天ぷらも全て残さず頂いたら、本当にお腹一杯になりました

外に席があると子供が騒いでも気にならないので、小さい子供がいる家族連れにはうれしい限りです

たんば恐竜博物館からも車ならそれほどかからないので、子連れでこの辺りを訪れることがあればオススメです

オススメ度 ★★★★

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