関東旅行 2013年10/12-10/14 |
10/12(土)、3連休初日の朝、私は神戸空港にいました 2日前に神戸空港発茨城空港行きの航空券を衝動買いしてしまったんです(危ない衝動) 10:15発のスカイマーク182便に搭乗し、空からずっと外を眺めていました 後ろの人がカメラで外を撮影しているのに気付いたので、よーく見てみると「OH!Mt.Fuji!」でした 晴天の中、機上から富士山を見下ろして気分良く茨城空港に到着したのは11:30 水戸行きのバスが出発するのは40分後の12:10ということで茨城空港の中で時間を潰していました 茨城空港に到着して最初にお出迎えしてくれたのは「戦車」と「萌え?」でした... ガールズ&パンツァー(ガルパン)というアニメをご存知であれば、その理由が分かると思います 詳しくは知りませんが、茨城県大洗を舞台にした女子高生が戦車に乗るアニメらしいです(何やねんそれ) ガルパンのノボリにハリボテ...どれだけアニメ頼りなんだよ茨城 適度に空港を楽しんで水戸行きのバスに乗り、13時頃水戸駅に到着し茨城在住の大学時代の友人と合流しました 水戸駅前にある中華料理屋で昼飯に、日本で茨城でしか飼育されていない梅山豚(メイシャントン)を頂きました 詳細 梅山豚をWikipediaで検索すると猪八戒のモデルになった豚らしいです(美味いですが不細工です) 猪八戒を食してエネルギ補給を完了して、いざ水戸観光へ まず、水戸駅北口に出るとそこには水戸黄門御一行の像がありました やっぱり水戸黄門で攻めてくるんやなと思いながら色んなところを歩いていると意外と水戸黄門だけではないようです 徳川慶喜像、徳川斉昭像とか結構色々像はありました(御三家ということで徳川ばかりですが(笑)) 水戸といえば偕楽園以外観光地を知らなかったのですが、水戸城跡、藩校弘道館までふらっと歩いて行ってみました 水戸城跡は高校とか中学校になっているようで説明の碑だけがあり、完全な残念スポットと化していました 弘道館は改装中で建物は完全に覆われており何も見ることは出来ず、庭だけ見て帰りました(ショボーン) その後、水戸のメインロード国道50号を歩いて水戸の街を見ていましたが中心がどこにあるのかよくわからない街です 京成百貨店はきれいで中心市街っぽいですがもう一押しが足りない感は否めません そんな京成百貨店の辺りを曲がった小道に何か馬鹿でかい塔を見つけてしまいました(悪の居城?) 水戸芸術館なるその建物は歪な形状が天に伸び100mもあるそうです 水戸のシンボルみたいですが入館料を取るらしいので入るのはやめました(守銭奴) その後、数kmウォーキングして水戸の観光名所偕楽園に行ってみました 偕楽園と言えば梅の名所として有名ですが、梅の無いこの季節はそれほど多くの人はいませんでした 兼六園、後楽園とともに日本三名園に数えられる偕楽園は正直他の2つに比べると見劣りする感じです(残念) 梅園がやたらと広いのできっと梅の季節になればきれいなんだろうなと緑の梅園を眺めていました 梅は咲いていませんでしたが、偕楽園の外にある売店で食べた梅ソフトクリームはめっちゃ美味しかったです(笑) 偕楽園を後にして、横にある千波湖を歩いて水戸駅付近まで戻ることにしました 千波湖には白鳥、カルガモ、鷺に加えて、最近アフラックのCMで露出度が上がっている黒鳥まで色んな鳥がいました 湖の周りはランニングコースになっており多くの市民がランニングしていましたが何か違和感を覚えました 何故かランナーの服装が普通の綿のTシャツが多く、ランニングする格好ではないんです 水戸のランナーはにわかが多いのかランニングウェアを買う店がないのか...(それはないと思うのですが...) そんなランナーたちを横目で見ながら水戸駅付近のあるトヨタレンタカーに到着したのは17:00 この時間から車を借りて、いざ行かん未開の地群馬へ 1時間ほど西に走っていると急に高速を降りろとナビが指示してきたので、よーくカーナビを見たらあるはずの道が無い レンタカー屋に全く更新していないカーナビ搭載の車を渡されたみたいです そこから先もバイパスが表示されない道とかがありすぎてよくわからない路地に入らされたりしました(怒) なんとか高崎に到着して群馬の上州牛のステーキを頂いて、満足してこの日の宿(?)に行きました 詳細 到着したのは、伊香保温泉の黄金の湯館というところで温泉のある休憩施設です(雑魚寝) 伊香保温泉に入れてソファで仮眠できて\980と格安なので個人的には満足です(これぞ男の旅) 我々はともかく家族連れでこういう施設に泊まる人が多いのに驚きながらこの日は終わっていったのでした |
関東旅行 2013年10/12-10/14 |
伊香保温泉黄金の湯館のソファで眠り、気付けば朝5:30となり、体を温めるために朝から風呂に入りました 体を温めて向かうは日本有数の名湯草津温泉(また風呂です) 1時間半程度で草津温泉に着いたのですが、道路の温度表示は1桁ということで皆冬服です(我々は夏!) いきなり草津温泉に行くのもいいですが、まずは最近マイブームのドライブ登山で2100m超の草津白根山に行きました 標高が高くなると気温も下がりますが、この日は風が強くて更に寒く感じます 軽装で外に出ると当たってくる風が寒いを通り越して痛かったです 白根山は山頂付近に湯釜がありそれを見るために有料駐車場に車を停め、50mくらいの登山 森林限界を超え低木が茂る美しい山々と火山性ガスにより植物が生えない危険地帯とがある世界でした 長野側を見ると遠くの山々には雪が積もっており、富士山は雪が無いのに他の山には雪があるんだなと思っていました こうしてドライブ登山白根山編を終了して、冷えた体を温めに草津温泉の西の河原露天風呂に行きました 西の河原(さいのかわら)と鬼が出て積んだ石を崩されそうなネーミングですが、きれいで広い露天風呂です pH1~2と強酸性で少し青みがかかった透明な湯は舐めると苦味と酸味を感じます 洗い場とかは無いですが、蔵王の温泉ほど硫黄臭くないので洗い流さなくても全然問題ないです その後、草津温泉のメイン観光をしに車を移動したのですが、駐車場が満車で駐車にかなり苦労しました 3連休ということもあり関東周辺から多くの方が草津を訪れているみたいです 草津温泉のメインと言えば湯畑と呼ばれる源泉が段々畑を流れ落ちるような構造です 湯畑を囲むように土産屋と風呂屋があり、かなりぎゅっと凝縮された温泉地みたいです 草津でゆっくりしたかったのですが、車を返却する時間制約もあるので草津温泉を足早に出発して、日本ロマンチック街道を東へ走りました 途中吾妻渓谷なんかも行きたかったのですが、時間が無いので飛ばしました 沼田市付近で一般道渋滞に引っかかったのですが、これが関東の渋滞の恐ろしさの始まりだったのです 昼飯に蕎麦を食して次に向かったのが、東洋のナイアガラとも呼ばれる吹割の滝です 詳細 滝の駅に車を停めて、滝の入口から土産屋が立ち並んでいるのですが、これが素晴らしくカオスでした 本物マムシ入りのマムシ酒から普通のおもちゃまでをバラック小屋で売る...これが未開の地群馬の本領です そんな未開の地ならではの店を過ぎると激流と巨岩の世界が現れました 吹割の滝は川の真ん中に穴が開いた形で周りから水が流れ込むようになっておりある意味ナイアガラのようでした ただナイアガラと名づけるには本当のナイアガラには失礼な気もします それに「東洋の」って絶対に中国の奥地とかにもっとナイアガラらしい滝があるように思えてしまい誇大広告は否めません それでも十分きれいなので近くを通る機会があれば1度訪れることをオススメします 滝を離れてナビで水戸に帰る設定をすると引き返して沼田IC経由で帰れといわれたのですが、先ほどの渋滞もあるので無視して栃木方面に行きました ナビは道が車輌規制だとか完全な嘘を言っていましたが車輌規制などはなく無事栃木に入りました 美しい紅葉の中、奥日光をスムーズに走っていると中禅寺湖手前で急に渋滞が発生... 全く車が動かなくなりそこから中禅寺湖を過ぎるのに2時間くらいかかる全く動かない状況...(恐るべき関東の渋滞) 噂には聞いていたがこれが日光の渋滞か...と思いながら車が返せなくなる状況にイライラしていました 中禅寺湖を超えると一気に渋滞が解消したのでいろは坂を猛スピードで下り、高速に乗ってメーターを見ずに爆走 しかし残念ながら高速の途中で再び渋滞に引っかかり、20時までに車が返せなくなることが確定しました(ミッション失敗) 関東人が一極化集中しすぎなのか関東人の母数自体が多すぎるのかはわかりませんが関東を舐めていました こんなことなら吾妻渓谷とか他の観光地も時間をかけて遊んでおけばよかった 結局、水戸に帰ったのは21時、この日宿泊するホテルにチェックインして渋滞の憂さ晴らしに飲みに行きました 水戸駅前の飲み屋でメヒカリとか納豆料理とか茨城の名物を頂いて、何とか機嫌はもとに戻りました 詳細 23時過ぎに店を出て、友人とはここでお別れし、私はひとりホテルで明日の計画を練っていたのでした そんなことをしていたらいつの間にか意識がなくなり夢の中の世界をドライブしていました |
関東旅行 2013年10/12-10/14 |
翌日7時に目を覚まして、ホテルでビュッフェスタイルの朝食を食べました 7:45にチェックアウト後、車を返却しにトヨタレンタカーへ行き追加で7000円程度取られましたが無事返却 まずこの日は水戸駅から鹿島臨海鉄道に乗って終点の鹿島神宮駅まで行ってみました 鹿島臨海鉄道はこの時代にもかかわらずICカードが使用できないというアナログな鉄道です このあたりの列車は1時間に1本が当たり前のようで鹿島神宮駅発の東京方面に行く列車も40分後を逃すと.... ということで鹿島神宮駅を降りて、猛ダッシュで鹿島神宮まで走り、主要な見所だけ見てダッシュで帰ってきました 40分で鹿島神宮を楽しみ再びICカードが使えない駅に入り、列車に乗って千葉の佐原駅まで移動しました 佐原とといえば重伝建地区に指定されている水郷の街でもあり、駅舎からして趣ある見た目です 佐原駅を降りて観光マップを探していたのですが無い...観光案内所にマップがないのはおかしいと探したら30円で売ってました 観光マップを売るなんて私が訪れた他の観光地では聞いたことがないので「俺くらいケチやなぁ」と思ってしまいました マップ無しで適当にgoogle mapを頼りに歩いてみると観光名所である小野川沿いに出ました 小野川沿いに江戸時代からあるような古い建物が立ち並び歴史の雰囲気が漂う良い感じのスポットです 小野川にかかる樋橋は橋から川に水が流れ落ちる構造になっており、通称ジャージャー橋と呼ばれています 川沿いの歴史的な街並みが残るのは倉敷と同じですが、この街は倉敷ほど人が多くないので見やすいです ただ、歴史的な街にどんどん車が走ってくるのでちょっと考えて欲しいなとも思いました 関東の重伝建地区は以前訪れた川越もそうでしたがもう少し交通について考えた方がいいような気がします こんなに画になる街なのに車が走るだけで全てが台無しになってしまいますからね この日は前日まで行われていた祭りの後片付けが街中の色んなところで行われていましたが、やたらとヤンキーが多かったです 「御輿+重伝建+田舎⇒ヤンキー」は近江八幡でも確認されていますが、ここ佐原でも同様みたいです(笑) そんなこんなで十分佐原の魅力を体感して、駅に戻って久しぶりにICカードをピッとしました(現代に戻ってきました) 正午前の電車に乗って、次の目的地成田に到着したのは12:30 成田山新勝寺に行くため駅を出ると、駅前から参道が伸びており、土地柄海外からの観光客も多く賑わっていました 参道には重要文化財に指定されている建物があったり、鰻が有名らしく鰻屋がいたるところにありました 参道を15分程度歩いてようやく新勝寺に到着、新勝寺は想像以上に大きく驚かされました(さすが大本山) 新勝寺には迫力ある狛犬がやたらと多く、何でもかんでも詰め込んだ感じのお寺でしたね... 本堂を見ていたら裏にまだまだ建物があり、かなり奥まで行っているといつの間にか時間がなくなってきました 観光客とは思えないスピードで急いで参道を引き返し、京成成田駅を13:40に出て、東京方面へ 日暮里駅に14:45頃到着し、昼飯を食べていなかったので駅前で鶏白湯ラーメンを食べてお腹を満たしました 詳細 東京滞在時間1時間あまりで東京駅15:40発の新幹線で18:15頃に新大阪まで帰ってきたのでした この日は18:40大阪駅集合で飲みの予定があったので、大きな荷物を背負って大阪駅の集合場所へ この旅はどうも時間に追われる旅だったなと思いながら旅を終えたのでした |
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