大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
2/9(金)、珍しく早起きして朝5時台から在宅勤務を開始し15時過ぎには仕事を切り上げ、バスで伊丹空港へ。 今回は3連休を利用して久しぶりの一人旅です。 私のわがままを許してくれた妻にまず感謝です。 この旅の主な目的地は鹿児島の東側の「大隅エリア」。 通常の半分のマイルで特典航空券が得られるとくたびマイルを利用し、コツコツ貯めたANAの3000マイルを利用して向かいます。 伊丹空港到着後は預ける荷物も無いのでスマホでピッとして10分くらいでセキュリティエリアを通過。 今回の17:10発鹿児島行きNH3175の運航はIBEXです。 飛行機が小さいのでゲートから直接飛行機に乗れず一旦バスで乗り場まで移動する必要があります。 バスからだとあまりきれいな写真は撮れませんでしたが初IBEXに興奮。 70名くらいを乗せたボンバルディアCRJ-700は定刻より5分ほど早い18:25に鹿児島空港に到着。 鹿児島空港から空港バスで一旦鹿児島市内へ移動し、この日は鹿児島市に宿泊です。 大隅旅行と銘打っておきながらいきなり薩摩の中心に行く点はご容赦ください。 空港バスは鹿児島行ばかりでとりあえず鹿児島に行くのが賢明だという判断です。 天文館でバスを降りてKOKO HOTEL鹿児島天文館にチェックイン。 荷物を置いて、早速鹿児島の街に出掛けます。 アーケードの巨大商店街の天文館には何度か来たことがあるので、その横の文化通りを歩いてみました。 客引きと無料案内所だらけの良い雰囲気です。(笑) 天文館と文化通りの間の路地にある黒豚料理専門店「黒福多(くろぶた)」で腹ごしらえ。 詳細 カウンター席に座り、芋焼酎と一緒に頼んだのは黒豚黒ロースかつ。 冷え固まった溶岩にしか見えませんね。 特製の黒パン粉を使っていて黒く見えるだけで美味しいトンカツでした。 大盛りご飯も一緒に食べてお腹いっぱい。 でも鹿児島グルメをさらに堪能したくて〆のラーメンへ。 訪れたのは天文館公園の南側にあるラーメン小金太です。 詳細 某グルメサイトでも高評価ということもあり、店の前には長蛇の列。 店に入ってカウンター席に座り、ラーメン単品850円を注文。 豚骨と鶏ガラのスープ、たっぷりの野菜が入っていてお腹いっぱいでも食べられます。 美味しいので調子に乗ってスープも残さず飲み干しました。 流石にお腹に来て、帰りは腹十分でちょっとグロッキーでした。(笑) 余談ですが、食べ終えてレジでおばちゃんに1000円を渡すと「1300円です」と言われるハプニング発生。 焦って「いや、単品やで」って思いっきり素の関西弁でツッコんでしまいました。 どうも伝票を置くところを間違えたとかで、当たり前ですが私は850円で済みました。 この他にも今回の旅では客を捌き切れていない飲食店が沢山出てきますのでお楽しみに。 こうして鹿児島グルメを堪能して、帰り道で街の撮影などをしてホテルに戻りました。 ホテルで翌日からの旅程を綿密に立てているとあっという間に日が変わりました。 自由な時間を得て気楽に過ごそうと思っていたのに、初日から自分を追い込んでいる竹バイクでした。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
2/10(土)、大隅旅行2日目。 この日から本格的に大隅エリアに行きますが、まずは鹿児島市内でモーニングを頂きました。 7時半頃に訪れたのは天文館の東側のエリアにあるBackenというパンとスープの店。 詳細 1050円でパン食べ放題で好きなスープ類、サラダ、ドリンクバーが付いてくるモーニングです。 外はサクサク、中はモチモチのパンで、これなら何個でも食べられそうですが、調子に乗ると後がキツいので3個にしておきました。 朝食を食べ終え、ホテルに一旦戻り、身支度を整えて8時半過ぎに出発。 鹿児島駅まで20分ほど歩いてここからは電車で霧島市中心の国分に向かいます。 鹿児島駅9:04分発の宮崎行の電車に乗り、席に座ってPCを開き、この旅行記を書き始めました。 ただ錦江湾沿いを走る列車が思いのほか左右に揺れるんです。 PC画面を見ていたら途中でグロッキーに...。 電車酔いするなんて想定外と思いながら、国分駅には9:49に到着。 11時にTimesカーシェアを予約しているので、1時間ちょっとだけ国分の街を散策します。 駅前に何やら金色のポストがあるので見てみると、東京五輪の金メダリスト濵田尚里の出身地なんだとか。 珍しいと思って写真を撮ってみたのですが、調べてみるとゴールドポストプロジェクトで日本中に何十ヶ所もあるんだそうです。 国分最初の目的地は駅の近くにある霧島市役所。 街散策マニアとして市役所は外せません。(笑) 市役所に入ってみるといきなり現れたのは京セラとSONYの企業紹介。 鹿児島は農業とか畜産のイメージが強いですが、国分には京セラとSONYの大規模工場があるんです。 市役所前の電柱が地中化されていたのでお金あるんですかね。 国分の繁華街は駅から10分ほど歩いたところで鹿児島の百貨店の山形屋もあります。 この周辺が中心市街地のようで各種飲み屋もそこそこあります。 現代の国分はこんな感じですが、古代から人が住む土地だったらしくその名の通り大隅国の国分寺があったようです。 ただ明確な場所ははっきりしておらず、この辺りだったと推定される場所に石像等がポツンと置いてありました。 もう少し時代を下って近世になると島津義久によって舞鶴城(国分城)が造られました。 しかし今残っているのは堀くらいです。 現在、この場所は国分小学校の入口になっています。 小学校の入口にしてはめっちゃカッコいいです。 小学校の横にある国分高校前には復元した朱門もありました。 竹バイク的には立派な観光地ですがマニアックなので観光客は0です。 そんなこんなで11時が近づいてきたのでTimes Car霧島国分店へ。 カーシェアなのでスマホで乗る車を確認し、置いている車を開錠して出発。 今回は一人旅ですが、無駄に立派なヤリスクロスです。 車に乗って最初に向かうのは国分城山公園です。 この公園には本物のSLや観覧車があり、公園に入るだけなら無料です。 小さな子供を連れた家族連れが沢山おり、楽しそうに遊んでいました。 一人で写真を撮りまくるおっさんは珍しいです。(笑) 有料の展望台もありますが、高台にあるので展望台に上らなくても遠くまで見渡せます。 国分の街を見下ろして遠方には桜島。 控えめに言って最高ですね。 国分観光はこれくらいにして、次の目的地はこの桜島に向かいます。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
2/10(土)の昼前から国分を離れて桜島に向かいました。 錦江湾の東側を通る国道220号に沿って車を進め、黒酢の名所等をスルー。 段々と右手に見える桜島が大きくなってきて、いつの間にか桜島の南東部分に入りました。 今は当たり前のように陸続きですが、桜島は1914年の大正噴火で大隅半島と接続されました。 まずは島の南側の国道224号を走ります。 火山灰の土地で育つ植物が限られているのか松ばかり生えているように見えました。 しばらくすると有村溶岩展望所の案内看板が現れたのでとりあえず行ってみることに。 展望所へ続く道の両脇には火山灰の黒い砂とゴツゴツした岩ばかり。 展望所に上がると目の前には南岳、中岳の雄大な姿がありました。 いつ噴火するか分からない山なので、展望所には東屋のような避難所とヘルメットが用意されています。 有村溶岩展望所を離れ、次に訪れたのは島の西側にある道の駅火の島めぐみ館。 道の駅に来たのはお土産を買うためではなく昼飯です。 館内にある「おふくろの味 旬」というレストランでちょっと変わったランチが食べられるというのです。 詳細 頂いたのは小ミカンを練り込んだうどん、桜島大根のかき揚げ、カンパチ丼が付いた桜島満足セット。 かき揚げに付ける塩も小ミカン入りでしたが、柑橘が引き立てていて美味でした。 この道の駅があるエリアは鹿児島市街と繋ぐフェリーの乗場から徒歩圏のところにあります。 都会からのアクセスも良く、足湯なんかもあって外国人観光客の姿も多くありました。 続いて御岳を近くで見るために車で山を登って湯之平展望所へ。 バスは出ているようですがやっぱりこういうところは車があるに限ります。 迫力がヤバいです。 湯之平展望所を離れ、帰路は島の北側を走りました。 南側はあまり住宅が無かったのですが、北側は人が住むエリアがそこそこありました。 桜島の最後の目的地として島の東側にある黒神神社の埋没鳥居を見学。 こんなに埋もれて110年前の噴火は大変だったんだなぁと思って調べると予想外のことが分かりました。 掘り返してこの姿だそうです...。 こんな大変なことになるのにどうして鹿児島県民はそこに住み続けるんでしょうね。 きっとメリットもあるのでしょうが、温泉と桜島大根くらいしか思いつきません。 住めば都ということなのでしょう。 桜島観光はこれくらいにして次はこの日の最終目的地である鹿屋市に向かいます。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
桜島を離れて海沿いを走り、鹿屋市の海沿いにある荒平天神へ。 「荒」という名前の通り、凄まじい風で鳥居のところは立っているのがやっとでした。 菅原道真を祀っている神社で岩を上ると本殿があります。 学問の神様を祀っている割に酒の量が多くないですか。(笑) 続いて市街地方面に車を走らせ、航空自衛隊鹿屋基地の前にある鹿屋航空基地資料館に行ってみました。 鹿屋は特攻隊の基地として有名であり、戦前戦後の航空機等の展示があります。 特攻の是非は議論の余地がありますが、学ぶことは多くある資料館です。 こうしてこの日の観光を終えて、この日の宿であるホテル大蔵へ。 旅程がハード過ぎたのか頭が痛くなったので、ちょっと横になってから晩飯へ。 鹿屋市は駅が無い街ですが、人口10万近くいるので歓楽街もあります。 飲み屋街もしっかりあり、その中のおでんの店「黒ぢょか」へ。 詳細 おばちゃんがひとりで切り盛りしている店で味噌おでんと焼酎を美味しく頂きました。 呑んだ後も真っ直ぐホテルに帰らずに繁華街の近所をぶらぶら。 リナシティという商業施設の周りはライトアップがされていました。 こうして鹿屋の夜を楽しんでホテルに帰って大浴場に浸かって一日を疲れを癒したのでした。 2/11(日)、大隅旅行3日目。 朝7時過ぎにホテルから散歩がてらモーニングを食べに行きました。 昨晩訪れたリナシティの近くにあるTAKE BAKERY AND CAFEでおしゃれなモーニングです。 詳細 提携しているホテルのお客さんがモーニングを食べにくるのが普通のようです。 私みたいな全然関係ない客が来てちょっとビックリされてました。 モーニングがもっと広まってくれることを願うばかりです。 モーニングを食べ終えて、ホテルにに戻る途中に昨日行けなかったところへ。 市街地観光の目玉である市役所ですね。(笑) この市役所の隣に鹿屋市鉄道記念館があり鉄道が走っていた頃の車両が展示されています。 零戦の同じくらい鹿屋に鉄道が通っていたこと後世に伝えるべきです。 鹿屋観光を終え、ホテルを8:45頃にチェックアウトし、肝付町内之浦へ向かいました。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
2/11(日)、この日のメインの目的地はUSCに向かいます。 USJは知ってますが、USCってなんやねん。 Uchinoura Space Center(内之浦宇宙空間観測所)です。 肝付宇宙フェスというイベントの一環でJAXAの内之浦宇宙空間観測所の見学が出来るんです。 9時半頃にフェスの臨時駐車場になっている内之浦小学校に到着し、隣の肝付アリーナに向かうと長蛇の列。 この行列がUSCへ向かうバス待ちです。 30分ほど待ってようやくバスに乗れて、10分くらいでUSCに到着です。 降りたところはM(ミュー)センターで、大型ロケットの発射がここで行われます。 かの有名なイプシロンロケットもここから発射されています。 ロケットから出る炎は高温高圧で、発射台下の内壁は解けて酸化アルミニウム等が付着し緑に変色。 こういう場所に入ることなんて滅多に出来ないので興奮です。 他にも34mパラボラアンテナの駆動デモや各種ロケットなど色々見れました。 撮影は禁止されていましたが、管制室も見学出来ました。 こういうイベントは子供を連れて行ってあげたら良かったなぁと思うところです。 スタンプラリーのスタンプをコンプしてJAXAバッチを貰いました。 こうしてJAXAを満喫して、一旦内之浦のアリーナに戻り、子供に宇宙関連のお土産を購入。 雨が急に降りだしたので、車に戻って次の目的の志布志へ向かいました。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
志布志に到着したのは2/11(日)12時半頃でした。 まずは腹ごしらえで丼や和華で志布志三昧丼を頂きました。 詳細 大量のしらす、ウニ、天然鱧の天ぷらが乗った丼に出汁をかけて食べる面白い一品でした。 ただ客が全然捌けておらず、注文してから料理が出てくるまで40分くらいかかりましたけどね。 あと志布志に来たらこれを見ないといけないですよね。 志布志市志布志町志布志...。 これは志布志市役所の前にある地理マニア垂涎の看板です。 何にせよ「志」が多いことは良いことです。 ついでに志布志駅にも行ってみました。 志布志駅は宮崎から繋がる日南線の終着駅でこの駅で線路は途切れます。 昔は国分から垂水、都城を経て志布志に至る大隅線が存在しましたが、今は宮崎方面にしか行けません。 駅前の広告も志布志推しでした。 バグじゃないけど推し方がバグってますね。(笑) これくらいで志布志観光を終えて、続いて宮崎県に入ります。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
宮崎に入った時点でもう大隅旅行の枠を完全に逸脱してますね。(笑) 志布志から東へ進み、都井岬へ。 都井岬には御崎馬という野生の馬がおり、維持のためゲートで入場料(普通車400円)を支払います。 走っていると馬の姿がありますが、とりあえずスルーして都井岬灯台へ。 この灯台は九州で唯一上れる灯台だそうで、昭和4年の銘板がありました。 灯台の維持管理費として300円が必要です。 灯台から戻る途中で脇道に入ると御崎神社があります。 岸壁に赤い社らしきものがあり、遠くから眺めるタイプの神社です。 ここがソテツが自生する北限だそうで、周りはソテツだらけです。 海も近くてここもなかなかの絶景ポイントです。 ここまでがマニアックな観光でメインの御崎馬に会いに行きます。 小松ヶ丘という場所に車を停めて、丘に登ることにしました。 きっと上に馬がいるに違いないと思ってゼーゼー言いながら進みました。 いませんでした(涙) ...と思いきや、横のくぼ地になっているところに馬が集まって草を食んでいるじゃないですか。 こういう景色を想定していたので100点満点です。 都井岬はこれくらいにして志布志方面に戻る道中にある道の駅くしまへ。 立派な道の駅で地元の特産品やお土産などが揃ってました。 道の駅の近くに串間駅があるのでちょっと寄ってみました。 串間駅の駅舎自体はショボいですが何故か駅近くの踏切横に広電の車両が止まっていました。 観光案内所として使用されているようですが、何故広電から購入したのかはよく分かりません。 他には旧吉松家住宅という観光名所もあるのですが、こちらもよくわからないのでスルーしました。 代わりに市役所はバッチリ見てきました。 市役所マニアになろうとしているわけではありません。(笑) こうして串間を離れて、この日の宿がある都城に向かいます。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
志布志まで戻ると志布志都城道路なるものがあり、都城まで快適にドライブ出来ます。 まずは夕食のためにRyuというレストランへ。 詳細 絶品のチキン南蛮や有頭エビのフライなど色々頂きました。 食事を終えて、次に都城市中心部から北へ10kmほどの温泉施設かかしの里ゆぽっぽへ。 泉質は同じですが十数種類の異なるタイプのお風呂が楽しめるので人気です。 何といっても価格が420円とめっちゃ安い。 黙っていても温泉が湧いてくる地域だけありますね。 ヌルヌルのお湯で癒されて、この日の宿のサンホテル都城がある都城駅前へ。 チェックインしたのはキャビンタイプという部屋で大部屋が壁でエリア分けされています。 鍵があってセキリティは問題ないですが、上が開いているので静かにしないといけません。 元々ドライバの方のための部屋らしいです。 あんまり音を立てることも出来ないのでこの日は早く寝ることにしました。 2/12(月)、大隅旅行4日目。 この日は基本的に帰るだけなのですが、それでは面白くないと思って竹バイクは早起き。 朝6時50分頃にホテルを出て、都城駅へ。 7:04発の鹿児島中央行の列車に乗りますが、車を置いていくはずもなく、1駅先の西都城駅で下車。 ワンマンなので切符は下車時に運賃箱に入れるスタイルでした。 西都城駅は都城駅よりも立派な駅に見えます。 中心駅みたいだろ...無人駅なんだぜ。 都城の市街地は都城駅と西都城駅の間にあり、散歩を兼ねて市街地散策。 市街地散策で欠かせないのは市役所ですね。 流石、宮崎県第2の都市だけであって市役所も立派です。 国道10号線沿いの一部には歩道の上に天蓋があり、宮崎市と同じような感じですね。 このエリアから西側には歓楽街があり、夜のお店が犇めき合っています。 逆に西側にはおしゃれな図書館があり、如何にも地域の中心都市です。 そんな都城もロードサイド沿いの方が店が多く、市街地エリアは限られているように感じました。 都城駅方面に歩を進めると、神柱宮と書かれた大鳥居が現れました。 神柱宮は島津家の総鎮守らしく、大鳥居と神社の間は公園になっています。 そんなこんなで8時になったのでホテルに戻って身支度を整えてチェックアウト。 朝食を食べていないので、車に乗り込み、北へ5kmほどのビストロ1958へ。 詳細 8時半の開店と同時に入店し、クロックムッシュを頂きました。 ベシャメルソース、ハム、チーズが入っていてモチモチ柔らかくて美味しかったです。 こうして都城でのタスクを終えて、レンタカーを返却するために霧島市の国分に戻ります。 |
大隅旅行記'24 2024年02/09-02/13 |
2/12(月)、一般道優先で右手に高千穂峰を見ながら走り、1時間足らずで40kmをスムーズに走破。 10時前にタイムズレンタカー霧島国分店に到着し、車を返却。 山形屋で時間を潰して、10:36の鹿児島中央行に乗り込みます。 途中で錦江湾と桜島の写真を撮ってみましたが、揺れる車内からではなかなか難しかったです。 こうして終点の鹿児島中央駅に11時半前に到着。 昼食は駅の南側にある桜勘でカンパチの漬け丼を頂きました。 詳細 写真を見て美味しそうと思ったのですが、タレがうな重のもので甘過ぎて私には合いませんでした。 この旅最後の鹿児島飯がこれだとダメだと思って、天文館へラーメン屋を食べに向かうことしました。 歩いていると途中で大きな大久保利通の像がありました。 宗次郎が紀尾井坂の変で暗殺したことしか知りません。(笑) そうして天文館に到着し、ラーメンくろいわ本店でラーメンを頂きました。 詳細 豆もやし、青ネギ、焦がし玉ねぎなど野菜たっぷりのラーメンで美味いので丼を食べた後でも全然余裕でいけました。 私の脳内で鹿児島は美味いと上書きされたのでこれで満足。 天文館にある物産館でお土産を購入して再び鹿児島中央駅に戻りました。 鹿児島中央駅に戻った理由は14:40発の志布志行のバスに乗るためです。 「また志布志行くの?」って普通はなりますけど志布志からフェリーで大阪に帰るんです。 キャンペーンでフェリー乗船者は鹿児島-志布志のバスは無料なのでそれを利用します。 鹿児島中央駅を出たバスは1時間40分くらいで志布志のフェリーターミナルに到着。 そこには大阪行のさんふらわあが待っていました。 乗船手続きを済ませ、17時頃に乗船。 今回は奮発してプライベートシングルという部屋にしました。 竹バイクは守銭奴ですがそれ以上に繊細なんですよ。 完全個室ではないですが、大部屋の入口はオートロックで各寝室は鍵付きの遮光カーテンで区切らていています。 前日みたいにライトを点けるのも気を遣うようなことはなく、PC作業が捗ります。 さらに船のwifiと言えば全然使えないイメージでしたが、STARLINKの実証実験をしているらしく快適に使えました。 ありがとうイーロンマスク。 そんなことをしているうちに太陽は海の向こうに沈んでいきました。 船内には展望露天風呂があるだけでなく、プロジェクションマッピングや生演奏など各種イベントがあります。 時間はかかりますが、こういう船旅なら子供も飽きないので船もありだなと思いました。 こうしてぐっすり眠って、明けて2/13(火)、気付けばもう大阪湾。 沈んだ太陽が再び紀伊山地の山の間から顔を出しました。 大阪市街に近づき、遠くには建設中の大阪万博のリングが見えました。 こうして8時前に大阪ATCに到着し、この旅を終えたのでした。 10万近い人口がいる鹿屋、大阪からのフェリーが着く志布志があるのに鉄道が無い大隅が不憫過ぎるなぁと正直思った旅でした。 |
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