富山旅行 2013年08/11-08/13 |
夏休みを利用して会社の同期と富山旅行に行ってきました 8時に車を借りて、一路富山へ車を走らせたのですが夏休みということもあって京都&滋賀で渋滞にひっかかりました 結局、富山に到着したのは14時半頃、外へ出ると夏の日差しが降り注いでいたため逃げるようにアーケードの商店街へ アーケード商店街コメンテーター竹バイク曰く、「総曲輪商店街はしっかりとした商店街で、富山市のポテンシャルを感じる」 商店街には個人で営む鞄屋と服屋が多く、富山市民はかなりファッションにこだわりがあるのかもしれません そうでなければ富山は裕福な人が多いという話もあるので「衣」にお金を使う余裕があるということかもしれません 商店街を通り過ぎると、路面電車が走っている道に出ました 路面電車というと何か古くて時代遅れの雰囲気がありますが、ライトレールとかLRTというと新しい乗り物の気がします 富山に走るものはライトレールという表現がぴったりの新しい車体で乗ってみたいと思うものです(昔ながらのものも走っています) 中心部を環状で走っており、頻繁に列車がやってくるので非常に便利な乗り物となっています 料金も一律\200とわかりやすく観光客の足としても十分利用できます そんなライトレールを横目で見ながら歩いて富山駅に到着しました(ライトレールを褒めておいて乗らない) ただ駅は大規模工事をしており、駅舎の形すらわからない状態でした 駅がこんな状態になっているのは北陸新幹線の富山駅が15年に開通するからです 北陸新幹線が開通することで北陸の人の流れが東京に完全に傾いてしまうことは関西人として悲しいものです 富山駅の改札に行ってみると、自動改札はなく駅員さんが切符を確認していました ライトレールはあんなに近未来的なのにJRの駅は何か50年前の雰囲気を漂わせていてシュールです 駅内にある観光案内所で調べると駅から北側へ10分ほど歩いたところには富岩運河環水公園があるというので行ってみました この公園は「とやま都市MIRAI計画」のシンボルゾーンとして整備されたらしくめっちゃきれいです 信じられないほど芝がきれいに整備されており、芝で寝転がったら非常に気持ちが良かったです きっと富山のカップルは夜になったら等間隔でこの公園に並ぶのかなぁ(俺やったら行く) 水辺の公園なのでオシャレな天門橋がかかっており、まさに富山市民の癒しの空間ですね 橋の両端は糸電話がつながっており、子供心を取り戻して糸電話で遊んでみたりしました 50mくらいしか離れてませんから糸電話を使わなくても大声出したら普通に聞こえますけどね(笑) 橋の上からは整備された公園と対岸のスターバックス、少し先には富山の高層ビルが見えてまるでアメリカの公園のようでした ライトレールにアメリカ風公園に代表されるように、富山市は他の日本の都市とは違う未来を目指して進んでいるようです 己の道を貫いた都市計画を行う富山市は都市として正しい選択をしているように私は思います 公園から駅に戻る途中に見たライトレールは二次元の鉄道むすめがラッピングされており、新しいものを受け入れることもしているようです ぶらぶら観光していると18時頃になったので、夕飯を食べに人気の回転寿司屋に行きました 人気店なので1時間待ちということでしたが、その間に明日の登山(?)に向けて飲食物を購入 寿司屋は回転寿司とは思えぬレベルのネタの新鮮さでコスパに大満足です 詳細 寿司に満足してからこの日の宿泊先である立山駅前まで山間部を車で走り到着したのは21時 旅館のおっちゃんは親切で、立山へ行くなら明朝6時10分頃チケットを買いに行くといいと教えてもらいました あとは風呂に入って明日の山に期待を膨らませて布団に入りました 布団に入ったものの山に期待し過ぎて興奮したせいか1時半頃まで寝れないのでした(小学生?) |
富山旅行 2013年08/11-08/13 |
2日目の朝5時40分に起床して身支度をして、前日のアドバイス通り立山駅前に立山黒部アルペンルートの切符を買いに行きました 徒歩1分で駅前のチケット売り場に到着したのですが、その光景に唖然としました 朝6時を回ったところだというのにチケット売り場には長蛇の列が出来ており、ほとんどみんな本気登山の格好です 長袖シャツにジーパンで肩掛け鞄を持って列に並ぶのは少し気が引けるくらいです 7時前になってようやくチケットを購入することが出来、7時半のケーブルカーに乗るため急いで旅館に戻り朝食を食べて出発しました 計画では立山駅から黒部ダムまで往復する予定だったので、とりあえず折り返し地点の黒部ダムまで行くことにしました ケーブルカー→バス→トロリーバス→ロープーウェイ→ケーブルカーと色々な乗り物を乗り継いで黒部湖駅へ到着 7時半に立山駅を出発して黒部ダムに到着したのは9時過ぎでした 黒部湖駅から隧道を通り開けたところに出るとそこは黒部ダムの堤の上でした 黒部ダムでは夏場は観光放水が行われており、1秒間に10tもの水が勢いよく流れ落ちていました 美しく青い空から射す太陽の光によって流れ落ちる水の横には鮮明な虹がかかっていました 人工構造物のアーチに自然現象のアーチということで自然と人工のアーチのコラボレーションです ダムから下だけでなく黒部湖も美しく、至る所で写真を撮っているとなかなか進まず、結局2時間くらいダムに滞在してしまいました こんな山深いところに関西電力は電力不足解消のためにダムを造ったわけですが、今でも信じられません 100名を超える殉職者を出し、もし今このような無茶な工事が行われたならば非難轟々でしょうね 彼らの努力と命があったからこそ、今この美しい景色を見ることが出来ているのだと感謝しなければなりません ダムを十分楽しんだ後は引き返しまして、再びケーブルカーに乗ろうとするとそこには長蛇の列が... 昼前には我々のようなUターン組と長野側からの人が合わさり、駅はごった返します 加えて中国などの外国からの団体観光客も混ざり、立山の人気は国内外を問わないようです ケーブルカーで黒部平に戻って次はロープーウェイでの移動ですが、整理券番号になるまで乗れないということで高山植物観賞です しばらくすると高山植物観賞にも飽きてしまったので、お肉観賞ということでフランクフルトを購入して食べました(笑) フランクフルトで小腹を満たしてからロープウェイで大観峰まで戻り、展望台から黒部湖を見下ろしました 緑と白の北アルプスの山々を同じ高さで見るのは気分が良いです 大観峰を離れて、次はトロリーバスで室堂へ行きました 室堂ではレストランでうどん定食を食べましたが、山価格\1600は諦めるしかないです 標高2400mの室堂では散策をしてミクリガ池の湖面に映る雄山を見て、その美しさに感動するしかないです 地獄谷にも行きたかったのですが、有毒ガスが強すぎて立ち入り禁止ということで遠くから眺めていました ミドリガ池や血の池なんかもきれいでどこを撮っても写真になる素晴らしい立山 残雪を触って雪合戦なんて夏にすることではないですがそれが出来るのが立山です 楽しんでいたら気付けば15時半となっており、弥陀ヶ原も回りたかったのですが時間がなく諦めました 帰り道のバスはみんな疲れて爆睡しており、あっという間に立山駅まで帰ってきましたが時計を見ると17時になっていました ここからこの日の宿泊先がある富山まで1時間弱のドライブをしてホテルに車を停め、いざ飲み屋へ(元気回復) ライトレールに乗って富山駅まで行き、駅近くの繁華街にある地元の居酒屋で美味い飯と酒を楽しみました 詳細 富山湾の魚の美味しさは行って食べてみてくださいとしか言えません その後、富山といえば富山ブラックということでラーメン屋に行って食べましたが、そこまで醤油辛くありませんでした 詳細 本来の富山ブラックを食べたことのある人間曰く、「これは富山ブラックではない」ということでしたが私はこれで満足です そんなこんなでホテルに帰って、疲れているはずなのにトランプで遊んでしまった一同でした(まだ我々は若い) |
富山旅行 2013年08/11-08/13 |
3日目の朝はゆっくり起きて8時に朝食を食べ9時過ぎに出発しました この日、最初に向かったのは射水市にある海王丸パークです 海王丸パークは富山新港にある公園で、港には練習用帆船初代海王丸が横付けされています \400払えば海王丸の中も散策出来るので、もちろん入りました 帆船って船体の至る所にひもを付けられているのでどれがどうなっているのか全く分かりません(カメラマン泣かせ) ともかく錨とかを近くで見たのは初めてだったのでなかなかいい体験でした あと船の先ではタイタニックごっこが出来るはずなのに誰もしていない...みんなの目が冷たかったのでしませんでした(笑) 船内には船員の部屋や厨房なんかもあって面白いですが、男だらけの空間で数か月の航海にでると思うと気がひけます 海は男の世界ですが、船長室や面会室に美しい日本人形があったのは少しでも気を紛らわせるためなのかもしれません 船は男臭い空間なはずなのに、今の船内には何故かLover's sanctuaryなる聖域があり、それはそれで引きました(笑) 男だらけの愛の聖域とか...ただの危険領域でしかないじゃないですか それはともかく船内にはスタンプコーナーもあって子供から大人まで楽しめる空間です 気付けば2時間くらいこの公園で遊んでしまい、当初15分くらいだろうと予想していた計画が大きく狂いました(想定外) 時間は11時半を回り、そのまま高岡に移動して昼食をとることにしました この日も暑かったですが、、こんな日こそ暑いものをということで暑いカレーうどんを食しに行きました 詳細 人気店らしく店前には長蛇の列が出来ていましたが、うどん屋の回転は速いのですぐに入店できおいしいカレーうどんにありつけました その後、高岡市の中心部に車を走らせ高岡大仏を見に行きました 高岡大仏は奈良、鎌倉の大仏と合わせて日本三大仏と言われているそうですが、駐車場の横にある身近な感じでした(笑) やっぱり奈良と鎌倉に比べると小さく、驚くほどではなかったですが、これはこれでいいんじゃないですか 大仏の足元に入ることも出来、中にはちょっと地獄的な絵が描かれており、何故ここに地獄という感じでしたがこれは面白かったです 大仏はこんなものでそこから商店街を通って高岡駅方面に歩いて行きました 商店街にはお化け屋敷プランナーによるお化け屋敷が設けられており、何人か待っていました 新しい形のお化け屋敷が流行っているという噂は聞いていましたが、こんな商店街にもあるんだなぁと感心してしましました この商店街の端には百貨店大和があり、高岡市もしっかりした商業基盤がある街のようです 歩いて駅前に到着すると、そこにはドラえもんの像があるではありませんか 実は高岡市は藤子・F・不二雄先生の出身地であるため、ドラえもん、のび太君...以下略の像があるんです そこでは小学生がのび太の股間を触って「きん○まー」と叫んでいました(小学生のあるべき姿) 微笑ましい小学生の姿を見て、写真を撮ったりしてしばらくそこで休憩していると路面電車がやってきました 路面電車にはドラえもんがラッピングされており、これはなかなか良い町おこしだなと感じるのでした 富山市にしても高岡市にしても路面電車が走り、どうも富山県民は路面電車が好きなみたいです 高岡市は古い街なので土壁の建物が並ぶ山筋町や格子が有名な金屋町が重伝建地区に登録されているところもあります 金屋町では伝統工芸品高岡銅器でも有名なので、ちょっとしたオシャレな銅器を買うことも出来ます 行ってみると夏休みのせいか重伝建地区にもかかわらず人通りは少なくちょっと心配になってしまう感じでした そんなこんなで4時頃、高岡を離れ5時間かけて伊丹まで帰りこの旅を終えたのでした |
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