メキシコ旅行記 2016年04/28-05/06 |
4/28(木)、一足お先にGWに突入した竹バイクは早速関西空港へ向かっていました。 今回の旅の目的地は、トランプが作るとか言ってる壁の向こう側です。(メキシコってことです) 朝5時台の阪急電車に乗って6時過ぎに梅田に到着し、バス乗り場へ行ってみるとバス待ちの長蛇の列。 日本を訪れる外国人が増えたせいで早朝の関空行バス乗り場は大変なことになってます。 結局、最初のバスは満員で乗れず、6:25発の次のバスに乗り、7:15に関西空港に到着。 そこから目指す地はアメリカ大陸...と言いたいところですが、最初の移動先は北京です。 金に目が眩んで...出来心だったんです...。 まるで犯罪者のコメントですが、今回利用する中国国際航空が安かっただけです。 安かろう悪かろうですが、いつも格安航空会社ばかり乗っている竹バイクは慣れたもんです。 9時ちょうどのCA162便で北京に到着したのは3時間後の11時。(時差-1時間) 空港ターミナルまでバス移動だったので、飛行機から外に出てみると、謎の白い物体が大量に飛散しているじゃないですか。 PM2.5ですか!?(デカ過ぎです) 大量の植物?の綿毛が飛んでいただけみたいです。 北京空港は乗り換えにも色々手続きが必要で、この日は混雑していることもあり国際線の乗り継ぎに1時間以上かかりました。 この段階で次から北京経由で旅行するのは止めようと思いました。 それでも次の便まで時間があるので北京空港をぶらぶら散策しているとパンダの遊具を発見。 ...目が完全にイッテます。 薬中のパンダの横を通り過ぎて、窓の外を見ると怪しげ機体が発見されました。 スターウォーズとコラボしたANAの機体ということですが、全くR2D2には見えません。 北京空港で楽しめることはこれくらいで他に何もすることはありませんでした。 こういう意味でも北京空港の利用はやっぱりおすすめ出来ません。 何とか時間を潰して15時発のロサンゼルス行CA987に搭乗したのですが、ここでまた中国の洗礼を受けました。 俺の席、掃除途中やん...。 座席のシートクッションが完全に外されていて、完全に途中感がありました。 自分で元に戻して座っていると乗務員に何か中国語で言われましたが、理解不能です。 東アジアならどこの国に行っても現地語で話しかけられる顔をしているので、仕方ないと諦めています。 機内食も中国語で聞かれましたが、「はっ?」という顔をしてみると、ようやく「Beef or Duck」と聞き直してくれました。 ...チキンじゃなくてダックなんすか!? 何事も経験は大事なのでダッグを注文してみましたが、中国独特の薬膳の香りがするただ肉でした。 文句ばかりですが、中国国際航空がさらに残念なのは、機内で見れる映画の少なさです。 13時間に及ぶフライトなのに見たい映画がなく、持ち込んだPCで遊ぶしかない状態です。 遊んでいると2度目の機内食がやってきて、次はビーフを注文しましたが、味付けがさっきと同じ&脂っこくて気持ち悪くなりました。 色々、航空会社の機内食を食べていますが気分が悪くなるのは初めてです。 これが中国クオリティーです。 色々ありましたが、15時に北京を出発し、同日正午にロサンゼルス(LA)に到着しました。(タイムスリップ) アメリカ本土入国では不思議な質問がされるのが常ですが、今回は何故か何も聞かれずスルーされました。 アメリカに行き過ぎてるので、もうお前の話は聞き飽きたということでしょうか。 ここから直にメキシコに行くのは大変なのでLAに1泊して観光をしてから移動します。 Tom Bradley Int'l Terminal(Terminal B)を出たところからFlyawayというバスに乗ってダウンタウンのユニオンステーションに向かいます。 直行バスなのでダウンタウンまで1時間足らずで到着します。 お値段も$9とそこそこお得で、関空行きバス\1550がいかに高額がわかります。 このバスが驚きなのは、空港出発時に乗車券を購入せずに到着時にFlyawayのブースで支払いをすることです。 それもクレジットカードのみ使用可能。(要注意) 支払いが済まないと荷物を返してくれないということになっていますが、悪いことをしようと思ったら何とでもなりそうでした。 アメリカってこんなに性善説に基づいた国でしたっけ。 善人竹バイクはちゃんとブースで支払いを済ませて、ユニオンステーションから地下鉄に乗りました。 まず地下鉄ゴールドラインで1駅のところにあるリトルトーキョーを目指します。 乗車にはTAPというカードを購入して、どんな距離でも1回の$1.75で利用することが出来ます。 TAPはICOCAのようにお金を入れておくことも出来るし、券売機で1日乗り放題券にすることも出来ます。 自慢気に紹介していますが、最初は買い方がわからずお姉さんに優しく教えてもらいました。(アメリカ人はみんな良い人) リトルトーキョー駅を降りて、少し彷徨いましたが何とかこの日の宿「ミヤコホテルロサンゼルス」に到着。 日本の都ホテルにも泊まったことがないのに、アメリカの都ホテルに泊まるとは思ってもみませんでした。 ただ竹バイクは近鉄グループを愛していますから。(笑) 1室2名利用で2万円程度なのでアメリカの中級ホテルの相場です。 上本町の都ホテルをとある理由で予約しようとしたら4万円したので、それに比べれば十分安いです。 チェックインカウンターの横には伊勢志摩サミットの広告が張り出されており、なんだか不思議な世界です。 きれいな白人のお姉さんに英語でチェックインをしてもらっていたら、お姉さんが途中からいきなり日本語を話し始めました。 「このお姉さんめっちゃかわいんやん」とかセクハラ紛いの発言してなくて良かったです。 とりあえず部屋に入ると枕が4つあったので、竹バイク査定では4つ星です。(単純) 長距離フライトで疲れていたので、シャワーを浴びて3時間程度寝てから活動開始することにしました。 17時頃に起きて最初に向かったのはホテルのすぐ横にあるリトルトーキョーです。 確かに日本の街を再現しているようで、瓦屋根の家が軒を連ねています。 特別に何かあるわけではないですが、日本の品物も買えるので現地人には需要があるのかもしれません。 リトルトーキョーの次はロスの行政機関が集中している地区を散歩してみました。 ロス市警の前を通りましたが、ワイルドな事件は起こってはいないようで至って静かでした。 そんな地区で一際目を惹くのが市庁舎です。 夜はライトアップされていて、シンボル的な存在であるようです。 ただ市庁舎前の公園にはホームレスさんたちが沢山暮らしているようで、近づくとあまり雰囲気は良くないです。 ロスは人口で言えば全米第2位の都市なので、ホームレスの数もかなり多いです。 この地区を散歩していて気になったのが紫色の花をつけているジャカランタという植物です。 この植物は中南米原産で、晩春にきれいな紫の花をつけることで広く愛されているようです。 1時間くらいぶらぶら歩いて美術館、ウォルトディズニーコンサートホールと色々施設を見て回りました。 そんなこんなで夕餉時になったので地下鉄で少し南に移動して、高層ビルが立ち並ぶエリアでレストランを探しました。 活気があって面白そうな店を探していたらThe Bunker Hill Bar & Grillというレストランに辿り着きました。 Bar&Grillなのでお酒と料理が楽しめる店で、酒の種類も豊富で人気の店みたいです。 そんなお店でビールを片手にサラダ、パスタ、ハンバーガー、エビを頂きました。 ボリュームはアメリカンサイズで食べきれないほどでしたが、味は抜群に美味しくて想像以上でした。 相方にアメリカの飯は高いのに美味くないと教えたかったのに残念です。(笑) バンカーヒルの薄暗い店内では大量のディスプレイでアメフトのドラフトが中継されており、客は発表の度に大興奮。 やっぱりそこはアメリカ文化って感じですよね。 アメリカ文化を1年ぶりに体感し、地下鉄を使って駅まで戻るとエレベータが動いていません。 海外の製品は壊れやすくで駄目ですよね。 ...日本企業でした。(笑) 短時間でしたが適度にダウンタウンを堪能してこの日はホテルでぐっすり寝ました。 |
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4/29(金)、この日はロサンゼルスの観光地を巡って、深夜にメキシコに移動します。 この先、長い旅のために少しでも寝だめしておこうと朝10時頃までホテルで寝てました。 ほぼ昼食のような朝食をスタバで食べてから、地下鉄レッドラインに乗ってハリウッドへ向かいました。 Hollywood Highland駅を降りるとそこはまさに映画の世界。 映画の中から飛び出してきたスパイダーマンなどのヒーローが近寄ってきます。 そして写真を撮ったら金を要求してきます。(笑) NYのタイムズスクエアでも同じような光景がありましたが、残念ながらLAでは上半身裸のお姉さんは見当たりませんでした。 駅直結のハリウッド&ハイランドセンターから山の方を見ると、あの有名な「HOLLYWOOD」サインが見えます。 小っちゃ! ハリウッドは確かに映画の中の世界みたいで面白いのですが、劇場等が多いので楽しみ方が竹バイクには分かりません。 チャイニーズシアターとか有名どころを見て、恒例のお土産スプーンを購入してそそくさと退散です。 再びレッドラインでダウンタウンに戻ってきて、今度はバスで海辺のサンタモニカへ移動です。 TAPカードの1日乗り放題券$7を購入していたので地下鉄だけでなく、市交通局のバスも乗り放題です。(便利) サンタモニカまで1時間で到着する予定だったのですが、ビバリーヒルズあたりで渋滞に巻き込まれ1.5時間かかりました。 時間が無くなったのでビバリーヒルズ観光は諦めて、ここからはサンタモニカ観光に集中します。 サンタモニカはLA観光の目玉であり、1920年代に作られた木製の桟橋サンタモニカピアが有名です。 ジャカランタが咲く歩行者天国なんかもあってふらっと観光するには良い街だと思います。 ビーチを見渡すと多くの人が水着でいますが、海に入っている人がほとんどいません。 アメリカ西海岸は寒流の影響のため、海水温が低く海水浴には適さないためです。 習いましたよね。カリフォルニア湾岸海流ってやつです。 サンタモニカピアには遊園地があったり、大道芸人がショーをやっていたりするので、子供連れも楽しめる場所です。 あの有名なルート66の終点もこのサンタモニカピアにあります。 ぶらぶら散策していたらいつの間にか夕飯時になっており、適当に美味しそうな店に入りました。 この日、入ったBorder Grillという店は名前はグリルですが、中身はメキシコ料理店でした。 メキシコ行きを控えて、完全な失策です。 でも海鮮マリネが乗ったトルティーヤは美味しかったので良しとします。 夕食を終えて再びサンタモニカからバスに乗り込み、再度ダウンタウンへ戻ります。 ミヤコホテルで荷物をピックアップしてユニオンステーションからバスFlyawayに乗って空港へ移動。 ロサンゼルス空港には7つターミナルがあり、今回乗る便はDELTAなのでターミナル5です。 Flyawayなら各ターミナルまで移動してくれるので大荷物でも問題無です。 ターミナル5に着いて、荷物を整理してトイレに行ったらハプニング発生。 便座にう○こがびっちり付いてました。 どうやったらそこにそんな風に付くのか聞きたくなるくらいですが、とりあえずクレイジーです。 糞以外にもDELTAの米国発便には注意が必要な点があります。 格安航空会社でも無いのに、荷物を預けると金を取られます。 日本発のDELTA便はそんなことはないので安心してもらって良いですが、アメリカのDELTAはターミナルも制度も危険です。 まさにクソですね。 ただ私の荷物はそれほど多くないので機内持ち込みして、追加料金は取られずに済みました。 この日の23:59発のDL308便で一路、カリブ海のリゾート地カンクンへと飛んだのでした。(1分遅れたら明日の便) |
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4/30(土)、朝6時半にカンクン国際空港に到着。 日本人というだけでいつもどおり入国審査ではほぼ何も聞かれずにスルーされました。 無事にメキシコの入国したので、空港からホテルがあるホテルゾーンに移動です。 普通ならタクシーを利用したくなるところですが、カンクンの場合は注意が必要です。 空港内には3社ほどタクシーの会社が入っているのですが、実はオーナーが同じとか...。 したがって価格競争は起こらず、メーターなど付いているわけもなく、ホテルゾーンまでの料金は決まっています。 良心価格の$50!! 他のタクシー会社は空港内での営業が認められていないだなんて、何という癒着...。 帰りにホテルから空港までのタクシー代が$22だったことを考えるといかにぼったくっているかわかります。 $22でもメキシコの物価から考えれば高いリゾート価格です。 因みにカンクンではメキシコの通貨であるペソ以外に普通にドルが使用できます。 タクシーが高い情報は仕入れていたので、竹バイクは予めミニバンでの送迎を片道$30で予約してました。(オススメ) 今回利用したのはFeraltar Cancun Airport Transportationです。 ドライバーさんも英語がぺらぺらで全く問題なく目的のEmporioホテルまで届けてくれました。 朝7時半にホテルに到着してチェックインしようとしたのですが、問題が発生。 チェックイン出来ませんでした。 予約が無いとかではなく、チェックインは15時からと頑なに断られました。 こういう事態に備えてExpediaでアーリーチェックインを希望していたのに何も話が通っていませんでした。 空いている部屋はあるだろと言っても全く通じず、地図を渡されてとりあえずその辺ぶらついて来いとのこと。 チェックインまで7時間以上時間を潰すのって結構大変です。 とりあえずホテルに隣接するビーチに行き、ビーチには似つかわしくないジーパンをはいてビーチ椅子に横になっていました。 砂浜に打ち付ける波の音を聞きながら寝不足を解消するためにそこで10時まで寝ました。 きれいな海を独り占めして眠るのはなかなかいいものです。 潮風がめっちゃきついですけどね。 アメリカ西海岸のビーチも泳ぐ人はいませんでしたが、ここの海も泳ぐ人はほとんどいません。 理由は波が強すぎて迂闊に入ると浚われてこの世に戻ってこれなくなってしまうからです。(笑) カンクンはビーチリゾートですが、アメリカ大陸で簡単に海に入ることは出来ないものなんですね。 10時になって色んな店がオープンしたのを見計らって、バスに乗ってカンクン岬方面へ移動しました。 カンクンのホテルゾーンには道が1本しかないので、R-1とR-2のバスがありますが、ホテルゾーン内は同じです。 ホテルゾーンを越えて庶民の住むカンクンのダウンタウンに入るとR-1とR-2で差異が出てきます。 このバスの間隔がものごっつい頻繁で2分に1本は来るレベルです。 とりあえずバスを止めたら乗り込んで、降りたいところで降りる用意をして降りる感じです。 押しボタンって何?うまいの?という世界です。 初めは乗り方がわからなかったので、そんな感じで乗りましたが、運転手に行き先を伝えると教えてくれます。 1回の乗車が10.5ペソなので大体70円くらいです。 $で払うと1$なのでバスに乗るときはペソの方がお得だと思います。 カンクン岬の周辺ではお土産屋、レストランなどが密集しているので便利なエリアです。 このあたりに宿を確保しておけば、私のようにバスに乗って移動する必要もないです。 まずカンクン岬というのに行こうとしたのですが、高級ホテルが邪魔で岬に辿り着けませんでした。 仕方ないのでショッピングエリアでお土産スプーンと水中ゴーグルを購入。 ゴーグルがあればホテルのプールで遊べるから買ったのですが、完全に競泳用です。 私の水着もスポーツ用でゴーグルも競泳用です。 リゾートって何ですか? そんなこんなで買い物とかしていると昼前になったので、メキシコ料理屋で昼食にしました。 SOLというビールと一緒に色んなメキシコ料理が出てくる2人用のメキシカンプレートを注文。 トスターダス、ケサディージャ、ワカモレなどなど色々ありました。 結局、どれもとうもろこしですけどね。 メキシコ料理についてあまり知識がないため日本人は注文が難しいんです。 とりあえずアボガドをペースト状にしたワカモレは絶対に日本人の口に合うのでお勧めです。 昼食を食べ終えて、そろそろチェックインできるだろうと思って、バスでホテルに戻ったら13時半。 ロビーには大量の客が待たされており、完全にチェックインできる雰囲気ではありませんでした。 チェックインできるか聞いてみたらやっぱり15時までダメだということ...。 ラテン系なんだから15時チェックインを厳密に守らなくてもいいじゃん。(怒) 文句をいろいろ言いましたが、チェックイン出来て部屋に入ってみるとなかなかの絶景で良かったです。 ただそんな景色を眺め続ける元気もなく、とりあえず眠いので寝ました。 欧米人のリゾートの考え方は家族でゆっくりホテルで過ごして日々の疲れをいやして帰るわけですが日本人は違います。 時間に追われながら必死に遊んで、逆にいつもより疲れて帰ります。 そういう日本人にはカンクンというリゾートはあまり向いていないのかもしれません。 カンクンに行かれる方はゆっくり過ごすためにオールインクルーシブタイプにするべきでしょう。 そうしないと私のように毎日疲れて、最後は夕食を食べに行く元気もなく部屋でパンをかじることになります。 幸いこのホテルには24時間営業のコンビニ的なものがあり、そこで生ハム、チーズ、パン、ドスエキス(ビール)を購入して晩御飯。 この日はカンクンというリゾート地の魅力と恐ろしさを存分に味わったのでした。 |
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5/1(日)、この日はカリブ海の魚を愛でにダイビングです。 朝食付きの部屋を予約していたので、朝から気分よくビッフェスタイルで朝食を頂きます。 朝食付きの宿泊者は腕にリストバンドを付けているのですぐにわかります。 ビッフェでもメキシコ料理があり、牛肉料理は基本的に美味しいのでバクバク食べてしまいました。 ただここで違和感を覚える出来事がありました。 リストバンドを付けている客がなぜか支払いをしているんです。 朝食が付いているのに金を払うというのはどういうことか理解出来ず、この日は気にせず部屋に戻りました。 翌日、知ったのですがメキシコでは義務的にチップを払うようになっており、朝食は無料でもチップは必要みたいです。 何やねんその制度....。 とりあえずそのときは知らなかったので許してください。 ダイビングの集合場所がバスで20分以上くらいの別のホテルだったのでとりあえず8時にホテルを出てバスの乗り込みました。 ホテル付近まで移動したのですが、小さなホテルのため全くどこにあるか分かりません。(涙) こうなったら手段はひとつ、そこら中の人に道を聞くしかないです。 何とかその辺にいたおっちゃんに教えてもらって集合場所のホテルに到着。 ダイビングの準備をして、いざ出発です。 カンクンは穏やかなラグーンが海につながっており、船はラグーンから出発しました。 鮫や鰐がいるマングローブの中を走り、海に出るところにタワーなんかがあります。 そこから外海に出て船の速度を上げると、波の上を飛ぶように船が走り、水しぶきがやばいです。 水しぶきというより、永遠と海水を浴びせ続けられます。 ドMな人にオススメの罰ゲームです。 ポイントに到着した頃には完全に1本ダイビングが終わったくらいビチョビチョになってました。 船は止まっていても波で揺られるのでタンクを背負ったりしているとなんだか気持ち悪くなります。 とりあえず1本目のダイビングをして、カリブ海の魚を写真に抑えてきました。 ポイントのせいもあるのでしょうが、他のダイビングスポットと大して変わらないような気がします。 バラクーダトルネードのようなものはありませんでした。 しいて違いと言えば、他の海よりサンゴの種類は少し多い気はします。 1本目を終えて海面に上がって船を待っていると波に揺られて気持ち悪くなってきて、気づいたらリバース>。 朝食の牛肉もトルティーヤも母なる海に帰っていきました。 こんな風に嘔吐物を海に放つと一気に魚が寄ってきて大変なことになります。 ただ魚を見ている余裕もなく完全にグロッキーになっており、2本目はキャンセルしました。 カリブ海と言えば海賊ですが、彼らはこんな波なんて平気なんでしょうね。 海賊王に俺はなれません。 それでも海の上で静かにしているとそれほど気持ち悪さはなくなってきて快方に向かいました。 教訓はカリブの海をなめたら痛い目に合うということです。 とりあえずダイビングを終えて、船着場に戻って着替えていると変な生き物を発見。 イグアナでした。 メキシコには沢山のイグアナがいるらしく、見慣れてくると雌雄が一瞬で見分けられるようになるとか。 ダイビングのログを書き終えて15時頃にシャワーをしにホテルに戻ったのですが、一度戻ってしまうと動く元気を失います。 また寝てしまいました...。 19時頃にのそのそ起きてきて夕飯を近場で済ませるためにホテルの近くにあるCaptain's Coveというシーフードレストランへ。 お値段はお高めのお店と分かっていたのですが、サラダ、サングリア、シーフードの鉄板焼きを注文。 ロブスターが丸ごと1匹付いていたので2名で諭吉が1人飛んでいきました。 サーチャージがチップ込のサービス料だと思っていたらサーチャージにプラスしてチップを要求されました。 メキシコにおけるチップって何やねん。 何はともあれカンクン2日目を無事(?)終えたのでした。 |
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5/2(月)、この日はカンクンから250km離れたマヤ文明の遺跡チチェンイッツァを訪れるツアーを申し込んでいました。 少し早く起きたので、海岸に出て朝日を眺めていました。 なかなか神々しくてリゾートというより聖地に来た感じです。 気分もすっきりしたところで7時から朝飯を食べて、昨日海に返した分までトルティーヤを食べてやりました。(笑) この日はメキシコの流儀に従いちゃんとチップも払いましたよ。 昨日の分と合わせて$5ほど払ったらえらい喜んでくれました。 8時に日本人ガイドが迎えに来て、一路バスで遺跡に向かいます。 途中、高速道路の公衆トイレに立ち寄ったのですが、メキシコの公衆トイレには便座がありません。 便座は盗まれるそうです。 温水便座なら盗む価値もあるでしょうけど、ただ便座なんかを盗んでどうしようというのか全く理解出来ません。 便座はさておき、車内でメキシコとマヤ文明について勉強して2時間半ほどで目的地のチチェンイッツァに到着しました。 流石に観光地だけあって、凄い台数のバスが止まっていました。 チチェンイッツァは非常に広大で旧と新のエリアがあり、それぞれで建物の様式が変わってきます。 一番の目玉はエルカスティージョで、幾何的に美しいピラミッドになっています。 春分と秋分の日にククルカンという羽毛の蛇が陽と影によって現れるように設計されているらしいです。 あるポイントで手を叩くとその音が反響してその場に帰ってくる構造もなかなか工夫されています。 それにしてもマヤ文明には生贄という概念が色濃くあるようで、戦士の神殿にある生贄の心臓を置くチャックモールという像というのがあります。 遠いですが、チャックモールが神殿の上で体育座りしています。 儀式という意味では酒で酔わせた14歳の少女に枷を付けて聖なる泉に突き落として生きていたら崇めるとか怖すぎです。 球技場というものもあり、勝ったチームのキャプテンが生贄になるとか。 私なら負けますよ。 負けたら負けたでひどい目にあったりしたんだろうなということが想像できますけどね。 我々の常識が全て正しいわけでもないし、彼らには彼らのやり方があるんでしょうね。 そういえば球戯場の近くにジャガーの神殿というのがあって、その中にジャガーの形をした椅子がありました。 なんかかわくて癒し系ですね。 生贄という恐ろしい文化を持っている割には、こんな癒し系を作るなんてマヤの人々はギャップ萌えをご存知のようです。 それはさておきチチェンイッツァがあるユカタン半島は石灰岩の土地なので雨が地下に入ってしまうため耕作には適さないそうです。 そんな土地で生きていくためにマヤの人々は数学や天文学の知識を高めていったようです。 遺跡の中に残る天文台は今の形とそれほど変わらないものとなっています。 石灰岩の土地だからこそ、地面が陥没していきなり聖なる泉セノーテが現れます。 ユカタン半島には数え切れないほどのセノーテがあるということです。 マヤ文明の歴史や地理はこれくらいにしてチチェンイッツァの率直な感想を述べます。 とにかく蒸し暑くて死にそうでした。 広大な敷地で見どころが多く2時間では物足らないくらいなのですが、死ぬほど蒸し暑いです。 絶対に日焼け止めと帽子を持っていくことをオススメします。 そうでないと竹バイクみたいに顔面が真っ赤になってしまいますよ。(笑) チチェンイッツァの観光を終えて、近くの村でビッフェ形式の食事をとりました。 ハイビスカス&レモンスカッシュのソフトドリンクが美味しかったです。 昼食後、セノーテ遊泳のためサムラというセノーテに行きました。 あまり雑誌とかにも載っていないせいか訪れている人は少なく広々と使えました。 メキシコのセノーテといえばグランセノーテのような光が差し込む感じを想像されるでしょうが、ここは鍾乳洞です。 鍾乳洞から光が差し込みなんだか幻想的な風景がそこにはありました。 光に包まれているのは神様と女神様ですよ。(笑) ドクターフィッシュなんかもいて、私の確執をこれでもかというほど食べてくれました。 チチェンイッツァで熱を持った体を冷やすにはちょうど良かったのですが、セノーテから上がるときに問題発生。 豪快にコケました。 絆創膏を張って済む程度の擦り傷だったので良かったですが、浮かれているとロクなことがないです。 問題はそれだけでなくセノーテを出て、バスに戻ると添乗員さんから驚きの言葉がありました。 バスのエアコンが壊れました。 どっかのおっさんが死人が出るぞとかオーバーなことを言ってましたが、確かにこのまま2時間以上はツラいです。 とりあえず暑さに耐えて10分移動し、バジャドリドという都市に到着。 カラフルな壁が美しいコロニアル都市を少し散策して、代わりのバスが来るまで1時間ほど待機していました。 私にとっては知らない街を歩けて、カフェでお茶をおごってもらえたので何の文句もないです。 メキシコはチョコが有名だと聞いていたので、チョコドリンクを注文しましたがただのココアでした。 勝手に街をぶらぶらしているとようやく代わりのバスがやってきました。 ただそこから2時間かけて帰ったら時刻は20時になっていました。 今日もここから動く気がせず、2日前に買っていたパンや生ハム等を夕食にして眠りについたのでした。 やっぱりリゾートではオールインクルーシブをオススメします。 |
メキシコ旅行記 2016年04/28-05/06 |
5/3(火)、この日はカンクンを離れてメキシコシティに移動します。 いつものように朝6:55に朝食を食べにレストランに行くと、昨日チップを渡した店員さんが案内してくれました。 「やぁ、フレンド、そこに座って開店まであと5分だけ待ってくれる?」 「今日はどこへ行くの?えっ!メキシコシティに行くの?それは残念だ」みたいな。(めっちゃフレンドリー) 会計も素早く済ませてくれて最後に熱い握手でお別れしました。 チップというのはちゃんと払えば次から対応が良くなるものなんですね。 結局、世界は金です。 そんなことを思いながらタクシーに乗って空港まで移動しました。 国内線の移動のため、出発の1時間前の7:50に空港に到着し、一路エアロメヒコでメキシコシティに移動です。 エアロメヒコの社内機器は充実しており、国内線だというのに前面モニタ搭載で日本語もばっちり入っています。 映画も見たいものが入っているので、どこかの中国の航空会社とは雲泥の差です。 ただ映画を1本見終わる前にメキシコシティに到着してしまったのでモヤモヤした感じになりました。 空港からはタクシーでソナロッサにあるHotel Genevaへ移動します。 空港にはタクシーチケットを売る店があるのでそこで購入すれば安全快適に移動が可能です。 30~40分の移動で230ペソ(1600円)くらいなので、カンクンに比べてもお安く移動できます。(これがメキシコ相場) タクシーの中から街を見て驚いたのは、道に立っている警官の多さです。 各曲がり角には必ずのように警官が立っており、盾を持った機動隊の姿もちらほら。 どんだけ治安悪いねん。 メキシコ政府が首都の治安維持に躍起なのはこれを見て一目瞭然です。 そんなこんなで到着したHotel Genevaは古風な5つ星ホテルで、きれいなのですがどこか古いです。 ホテルにチェックインして、早速街に繰り出してみることにしました。 まずは地下鉄に乗って、中心街であるソカロへ移動です。 地下鉄に券売機などはなく、毎回窓口で必要枚数だけ切符を購入するシステムです。 でもどこまで行っても1回5ペソ(35円)なので、切符は窓口でも一瞬で購入出来るようになっています。 安いだけあって地下鉄はオンボロで空調は聞いておらず熱々の空間です。 ソカロ駅を出てみると、大きな広場と巨大な教会が現れます。 メキシコシティは元々湖の上に浮かぶ水上都市だったのですが、それをスペイン人が埋め立てて今の形になっています。 教会は過去の中心地のところに建てられているそうです。 教会内に入ってみると、信じられないほど大きくこれまで見てきた教会の中でも1、2を争う規模です。 教会を出たら昼時になっていたので、ソカロ近くの道を歩いてレストランを探しました。 メキシコはスペイン領だったたけあり、完全にヨーロッパのコロニーという感じです。 見つけたレストランは市内に数店舗を構えるチェーンのポソルカリ(Potzollcalli)。 そんな店でサングリアと一緒にメキシコ料理の最高傑作と言われるモーレ料理のポジョエンモーレを頂きました。 モーレ料理はチョコレートをソースとして使用した料理であり、甘過ぎず仄かな苦みがありなかなか美味しいです。 昼間からサングリアとともにメキシコ料理を堪能して良い気分で観光を再開です。 人々の信仰の中心である教会の横にはテンプロマヨールと呼ばれるアステカ文明の遺産も少し残っています。 生贄の心臓を乗せるチャックモールや髑髏の壁がここにもありました。 今はただのつぶれた遺跡跡ですが、繁栄していた時代はかなり巨大だったそうです。 テンプロマヨールには博物館もあるのでちょっと覘いてみました。 鳥人発見!! 笑い飯の想像する鳥人とは少し違うようですが、良いもの見せてもらいました。 博物館を見ていたらあっという間に時間が経過し16時を過ぎてました。 次に行く予定の宮殿に入れるのが17時までなので、急いで博物館を後にし、宮殿の入り口へ。 宮殿は最高の警備がなされているため、外国人はパスポートを入り口で預けて出口で返してもらうシステムです。 この宮殿の中にはサボテンの美しい庭などがあるのですが、最大の見どころは巨大壁画です。 メキシコの激動の時代が宮殿の壁に描かれており、見ている方が引き込まれていきます。 メキシコでは壁画運動というものが起こったらしく、他のところでも異なった作品を見ることは出来ます。 宮殿を楽しんだ後は広場を抜けて、アラメダ公園の方へ歩行者天国を歩いてみました。 しばらくすると急に天から大粒の冷たいものが降ってきました。 メキシコ人は雨をものともしないかと思いきやほとんど全員が店の軒下に避難して止むのを待っていました。 スコールのようなもので降り始めから30分もすれば止むことが分かっているのかあまり傘を持ち歩かないようです。 雨が降った後の公園は光り輝いてなんだかきれいでした。 ラテンアメリカタワーやべジャスアルテス宮殿を見て中心街を満喫したので、一旦ホテルへ戻りました。 太陽が沈んで暗くなった20時過ぎに再びホテルを出て、近くのLa Casa de Tonoという店に行ってみました。 Modelo especialというビールともに、この店の名物であるスープ「ポソレ」を頂きました。 注文した全部入りポソレには豚の頭なんかも入っていて、全く辛くないので日本人の口にもマッチします。 ただメキシコシティで飯を食べるときに問題なのが、英語が全くと言って通じないことです。 私が大衆料理屋ばかり行くのでそうなのかもしれませんが、明らかにカンクンに比べて英語レベルは下です。 日本のファミレスで英語が通じないのと一緒みたいなものですね。 スペイン語圏において世界語とは英語ではなくスペイン語であり、英語を話せるか聞くのではなくエスパニョールが話せるかきかれます。 でも基本的にオラ、ドス、グラシアスで生きていけます。 ポルファボールもいえたら大したもんですよ。(笑) そんなこんなでメキシコシティ1日目の夜は更けていったのでした。 |
メキシコ旅行記 2016年04/28-05/06 |
5/4(水)、この日はメキシコシティの北50kmのところに位置するテオティワカン遺跡に行きます。 色々ネットで調べてツアーを探したのですが、安いツアーは全く無かったので自力で行くことにしました。 まず地下鉄を乗り継いで、北バスターミナル駅まで移動しました。 そこで8番カウンターのAUTOBUSES TEOTIHUACANの窓口でテオティワカン行の往復チケットを購入します。 一人片道48ペソなので350円くらいですね。(往復購入をオススメします) ただそこでバス乗り場がどこかわからず、彷徨いました。 結局、チケットカウンタのすぐ横から行けたのですが、気が付かず1本乗り過ごしました。 メキシコの普通の場所で英語は通じないので、係りのお姉さんに気合で何度もこのバスで合ってるか確かめて乗車。 念のため、バスの運転手さんにも遺跡に行くか聞きました。 言葉が通じなくても何とかわかってくれるものです。 バスに揺られて移動していると車窓には色鮮やかな街が現れました。 山をカラフルな家が覆い尽くすなんて、兵庫県民もびっくりの山好きなんですね。 しばらくバスに乗っていると、途中のバス停からギターを持ったおじさんが乗り込んできます。 そして車内で大声で歌を歌って、帰って行きます。 これがメキシカンスタンダードです。 硬貨が余っていたので、おじさんに渡したら「むっちゃグラシアス」と言ってました。 正しくはMuchas Graciasですが聞けば聞くほどむっちゃグラシアスって聞こえて、関西人に親近感がある感じです。 そんなこんなでテオティワカンに到着、テオティワカンとは言わないので注意です。 運転手さんが「ピラミデー」と叫ぶので聞き逃したらいけません。 テオティワカンは街の名前なので、本当にテオティワカンまで行くと数km離れた町中に着いてしまいます。 乾燥した何も無い大地にある遺跡で、太陽の日差しを遮るものは何もありません。 私たちが見る緑はサボテンだけです。 入場料65ペソを支払って、中に入場しましたが荒野が広がっているのは変わりません。 帽子を被っていない私にやたらとお土産屋さんのおじさんが麦わら帽子を勧めてくるだけです。 テオティワカンには大きく3つの見どころがあります。 ケツァコルトルの神殿、太陽のピラミッド、月のピラミッドです。 入り口から最も近いところにあるのがケツァコルトルの神殿で、羽毛の蛇ケツァコルトルを祀っています。 これがケツァコルトルさんです。 ライオンですよね。(笑) この神殿の彫刻はどれもレゴブロックで作ってあるかのようでなんだかかわいいです。 神殿はこんなもんで死者の大通りという物騒な名前の道を通って各ピラミッドの方へ移動します。 テオティワカン遺跡は非常に広大なので、その間にもいろいろ小さな遺跡がありますが、特に大したことはないです。 太陽のピラミッドは遠目に見ても大きいですが、近づけば近づくほどその迫力に圧倒されます。 世界三大ピラミッドに数えられるだけはありますね。 ピラミッドの周りには地元の小学生の社会見学の団体が大量に来ており、彼らに混ざってピラミッドを登ります。 少し息が切れましたが、それほど大変ではなくあっという間に頂上まで登ることが出来ました。 頂上から見た景色はこんな感じで、ただの荒野です。 テオティワカンのNo.1スポットだけあって、物売りのおじさんも大量に発生します。 彼らが持っているのは、同じお土産ばかりでこれじゃ売れないだろうと正直思います。 そんなおじさんたちは無視して、月のピラミッドまで歩きます。 月のピラミッドは太陽のピラミッドとは異なり頂上まで登ることは出来ませんが、中腹から景色が見渡せます。 メインのスポットを2~3時間あれば見て回れるので、テオティワカンはお気軽に観光できます。 帰りは月のピラミッドから一番近い出口から出たのですが、問題が発生。 バス停がわかりません...。 守衛のおじさんにバスはどこか聞いたら、道の途中を指さしたので行ってみました。 標識など何も無い...。 その辺を掃除していたおじさんにも確認したらここで待っとけばメキシコシティに行けると言われました。 この時点でもう英語もスペイン語も必要なく、地元のおっさんでも気合で何でも通じるように進化してました。(笑) しばらくしてバスが来たので手を上げたらバスが止まってくれて乗車することが出来ました。 何でも聞いたら何とかなるもんですが、内心かなりはらはらしてました。 帰りのバスでも途中乗車のおじさんの歌を聞いて、北バスターミナルへ帰ってきました。 そこから地下鉄で帰ろうと思ったんですが、トラブルが発生。 何故か地下鉄が全くやってきません。 反対方向の地下鉄はもう何本も過ぎ去っているのにおかしい...。 どうなってるのかアナウンスくらいしろよ。 ...アナウンスされても何を言っているか全くわかりませんけどね。 やっときた満員電車に乗り込みました。 今度は発車しません。(怒) メキシコシティの地下鉄には冷房が入っていないのか、満員で灼熱の車内でずっと立ってました。 1回の乗車が35円なのでこれも仕方ないといえばそうなのかもしれません。 平日の昼間に日本の満員ラッシュを髣髴とさせる状況に追い込まれるとは思いもしませんでした。 何とかホテル近くまで戻ってきて、周辺をふらっと観光して独立記念塔なんかを見ました。 そんなことをしていたら16時前になったので、ホテルからタクシーで空港へ移動です。 気さくな運転手さんでいくらで空港まで行ってくれると聞いたら。 「1,000,000 dallar!」 このおっさん、テレビで描かれる典型的な関西人じゃないですか。(笑) でもおじさんと英語で話していたらあっという間に空港に到着。 エアロメヒコのチェックインを行うためにカウンタを探したのですが、基本自力で機械を操作するみたいです。 やたらと入力項目が多くて苦労しました...。 手荷物を預けて乗り場まで行って飛行機を待っていると、遅延のお知らせが流れてきました。 18:42発のはずだったのですが、20:30発に変更とのことです。 ロスで北京便に移動するんやけど、やばいんじゃね。 お詫びにスナックと飲料をサービスしますので、カウンターまで取りに来てくださいとのアナウンス。 物で解決しようだなんて竹バイクはそんなことでは、許さないぞ。 物欲に負けました。 ただ用心深い竹バイクはロスの乗り換え時間を4時間以上確保していたので、2時間までの遅延なら何とかなると信じて待ちました。 遅延はあったものの20時半の飛行機でロスへ飛び、ロスに到着したのは23時。 入国審査エリアで乗り継ぎ便があるからと係の人に行って、割込許可を頂いて入国審査を早々に済ませ、荷物を受け取りました。 ただロス空港は7つもターミナルがあるので移動が大変です。 Teminal2からTerminalBまで徒歩で移動し、無事に中国国際航空のチェックインを終えて、深夜1:40の便で北京に飛んだのでした。 |
メキシコ旅行記 2016年04/28-05/06 |
メキシコ旅行記なのに北京編とはこれ如何に...。 簡単に言うと、帰る途中に北京でトランジットの時間がかなりあったので北京も観光しました。 5/5(木)の深夜1:40の便でロスから北京に飛んで、この日は一瞬で消え去って北京に到着したのは5/6(金)の朝5:10。 早朝の北京は往路のような謎の綿も飛んでおらず、空は青く晴れ渡っていました。 北京の空が青くないというのは日本の情報操作だと思うほどです。 入国手続きやら何やらで気づけば1時間半ほどが経過しており、そこから移動開始です。 空港から市内へはABCと呼ばれる地下鉄空港線が走っており、簡単に移動できます。 空港線だけは地下鉄でも特別なので料金は25元で一律です。 東直門駅で地下鉄2号線に乗り換えて、前門駅まで移動しました。 北京の通勤ラッシュは日本以上だと聞いていたのでビビっていたのですが、全然お客さんがいませんでした。 北京の通勤時間って一体何時なんでしょうね。 前門駅に到着して門を見ると...。 工事中...。 タイミングが悪いですね。 そこから南にある古い町並みが残るエリアへ移動したいのですが、バリケードがはられており移動できません。 結局、駅の地下通路を通って向こう側に渡らなければならなかったのですが、駅にはX線検査装置があり毎回チェックされます。 それだけ中国の治安当局は色んなことに敏感になっているんでしょうね。 前門のレトロな街並みは路面電車が走る古い街といった感じです。 スターバックスもこういう風にすると何の店かわかりませんね。 まだ朝7時代だったので、店はほとんど閉まっており、人通りもそれほど多くありませんでした。 それでも数十m歩くたびにおばちゃんが何かの勧誘のようなことをしてきます。 完全に中国語なので何を言っているのか微塵もわかりませんでした。 普通の民族は英語がわからないと悟ったら話すのをやめたりするのですが、中国人は違いますね。 これぞ中華思想ってやつですね。 世界の中心は中国ですから、中国にいれば中国語を話すのが当然という世界みたいです。 前門の次は天安門広場に移動して毛沢東さんの顔を拝みに行きました。 ここでもバリケードがあちこちにはられており、全くストレートで移動することが出来ません。 警備の人は非常に姿勢が良いので、ある意味中国の見どころかもしれません。 そんなこんなでようやく到着した天安門広場はこんな感じでした。 あまり人が入らないように写真を撮ってますが、天安門広場の実際はこんな感じです。 やっぱり世界最大の人口を誇る国の首都だけあって人の量が違いますね。 ここから毛沢東さんの門をくぐって、故宮に入ってみました。 この色合いはどこか首里城を思い出す...嗚呼、やっぱり琉球は中国の...。 中国の罠にはめられそうになりましたが、故宮は首里城を何十倍も大きくした感じでした。 初めは色々感動していていたのですが、どの門を通過しても出てくる建物の色合いが同じなので途中から飽きてきます。 故宮はかなり広いので、細部まで見学していたら1日では足らないのではないでしょうか。 中国式の建物は見飽きたので、ちょっと変わったところを探していたら狛犬を見つけました。 狛犬親子の戯れ...。 一番奥(北側)には中国式の庭園があり、変わった樹木や石なんかがあってここはなかなか良かったです。 故宮を超えたところにある景山公園には山のうえに建物があっていかにも中国です。 堀の外側から故宮を見ると、青い空とマッチしてなかなかきれいです。 故宮を北に抜けるとバス以外の交通機関がなく、乗り方もよくわからないのでとりあえず歩きました。 次の目的地は王府井と呼ばれる百貨店が集まるエリアです。 ここまで歩いてわかったのですが、やたらと北京には炸醤麺屋さんが多いです。 食べたかったのですが時間がないので諦めて王府井へ。 ここは歩行者天国になっており、百貨店もあるので北京のお買い物どころといった感じです。 もうちょっと観光したかったのですが、時間が来たのでここから地下鉄に乗って空港へ戻りました。 空港へ戻って、飛行機を待っていたらどうも中国国際航空ではなく、深セン航空。 初めて乗る航空会社でしたが、大阪便はガラガラでそれなりに快適なフライトでした。 CAさんは中華思想なので当然中国語で話してきますけどね。 こうして無事、関西空港へ戻ってきて再び値段だけが高いバスに乗って帰ったのでした。 |
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